- 名前
- ヴォーゲル
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- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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ウォーターボーイズ;見たDVDなど
2006年02月19日 13:11
ウォーターボーイズ
監督・脚本 矢口 史靖
妻夫木 聡、 玉木 宏、 三浦 哲郁、
2001年 91分
こういうものは学園ものというのだろうが、昔、日本にいた頃からこの手の映画は苦手だった。 テレビでもかならず高校を舞台にするドラマが放映されてその翌日学校で話題になっていたものだが私にはその、今しかない青春を大切に、燃やしつくし、うんぬんが恥ずかしく、また、その大業さに馬鹿馬鹿しくてまともに見ることが出来なかったし、実際見なかった。
今は単純に感動したり、果てはなんでもないことで不覚にも涙をながしたりする位だが、それでも都合のよさ過ぎるスクリプトとストーリーの進行にはいくら端折ってこうすればこうなりますと料理番組よろしく手際よく見せられれても、眉につばをつけたいし、歯切れのよさ、そして、お客さんお二階へ御あんなああいというテンポにはのせられないほど世間にすれている。
音楽にしても妙に70年ごろのものがバックに多く登場して保守的でもあるのだなあ、いまどきのこどもたちが聴いてもやはりオールデーズに響くのだろうかと彼らに聞いてみたくなる。
どうしてもう少しまともに、普通に演技しないのだろうか、させないのだろうか、かなりの場面では。 これがコミカルなのだ、このように見せるのだとテレビの定型をなぞっているのだったらそこから先は何もいうことはない。
この映画のあと、今度は東北の、「スウィミング」ではなくて「スウィング・ガールズ」が出来たそうだが、音楽に興味のあるものとしては同じ文法で作られていなければよいが、と願うものである。
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