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Simone Pormes 4

2006年02月15日 20:46

14-02-06 Cafe Danzig in Den Haag

Simone Pormes (vo)
Karel Boehlee (el p)
Martijn Vink (ds)
Renevan Beeck (b)

いつものようにジャムセッションがRound Nidnight,12時を廻って終わり、演者がそれぞれ自分の道具の跡片付けをしてから談笑しているときにこの日のピアノのカーレル・ブーレー東京大阪ブルーノートを含めメトゥーツ・シールマンのメンバーとして講演旅行ピアノを弾き2,3日前に日本から帰ったといって土産のCDを見せられ他の連中にもその日本語だけのタイトルを読んでると、ギターマルタイン・ファン イーターソンが「俺、ジャズ誌、ジャズライフインタビュー受けてそれが記事になるそうだから、その雑誌がきたら訳してくれ」と、そういう話で一時盛り上がっったのだが、その後まだ賑わうカフェを出ると手袋をつけずとも暖かさの混じった夜、人気の無いアメリカ大使館の角を曲って停めてある車に向かったのだった。

高速の途中であまりにも空が明るいので驚いた。 花をそだてるガラスの温室が牧場に連なっている一角があるのだけど開花を促すのに夜も照明をつけていてそれが今日はあたたかい空気中に水蒸気を含んだ大気に乱反射して一面まるで火事場の空の様相を帯びている。 これが衛星から見えるらしく照明での環境問題になっているとも聞く。

この日は今まで様々なポップ、ジャズフュージョンバックコーラスをやってきた女性ヴォーカリスト、シモーネ・ポルメスがヴァレンタインデーの宵にスタンダードを歌うという趣向だった。 

曲目は

Engel Eyes (M. Denis)
Moondance (V. Morison)
Drinking Water;Aqua de Beber(A. Gilbert)
Body & Soul
My Funny Valentine
Like Someone in Love
Love For Sale
Alone Together
On Green Dolphine Street
What's New
Night & Day
Straight No Chaser
Everything Must Change

フェンダーローズでイントロを初めいくつかコーラスを歌い、その後ピアノがソロを取り、またヴォーカルにもどったり、時にはベースドラムチェースの常道でそつなくステージを進めたのだが時にはテンポが滞りがちになるとき、ピアノに答えて刺激をふりかけ煽るドラムスが見て聴いてこれこそライブドラムだと嬉しくなった。 さすが一年に210日以上舞台に立つマルタイン・フィンクである。 動きの素早さ、それでいて腕、手首に力が入ってないかのような抜け方から繰り出すリズム群に見聞きほれるほどである。どの音も鮮やかに立ち上がりこの日の大黒柱、この日のプログラムのために持参した5つあるドラムセットのひとつであるらしい。

ヴォーカルスタンダードをよく抑制の効いた喉で聴かせるのだが、時には細く解釈にもう少し抑揚と体重が欲しいと感じたのはスタミナかそれともうちに籠る性格からかと忖度したからだ。

第二セットでは入れ替わり立ち代り見知った、未知なジャズメンが交代、参加してフリューゲル・ホーン、アルトサックスで場が華やかになった。

先日のBIMHuisで客席の私の隣に坐って先輩たちがホーンの競演を繰り広げるのに聴きいいっていた音大学生のTomvan Zaal君もこの日は勉強中のA.ペッパー、コニッツ中心の音から今日はウッヅ、コルトレーン調まで披露してその精進振りを聴かせてくれたのだった。 

それにしても若手の有望な人が多いのに驚かされる。 聴衆の数もこの分ではこの先まんざらではなさそうだ。 それに、このジャムセッションも来月から、今の火曜日から水曜日に替わり、そのご披露には4月の5日にここでどんな曲目になるか未知だけれど18人編成のビッグバンド、New Generation Big Bandを披露するとの世話人のアナウンスがあって、これは上げ潮模様だなあと喜んだのだ。

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