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普段は裏付(うらづけ)付きで書き込みしますが

2008年02月28日 14:48

普段は裏付(うらづけ)付きで書き込みしますが

火曜NHKで22時から「プロフェッショナル…」、そのあと23時から爆笑問題の「爆問学問」を見るのが最近のパターンとなっているが、その後ずるずる見続けていると0時過ぎからNHKスペシャルで「末期がん患者の在宅医療を看続けている横浜ドクター」を取り上げた番組を放映。
どうも最近、特に終末医療とか救急医療とか、在宅医療もそうだが、そういう種類のタイトルを見てしまうと書籍でも番組でもついつい見入ってしまう傾向がある。今回も1時まで結局全編見入ってしまう。

ここ最近の医療費削減の傾向からか、「治る見込みのない患者:例えば老人医療」は90日で追い出される傾向が強まっている(診療単価が下がるから、病院が儲からない)。もとより、がん患者で「終末」が見えている患者にとり、最期の看取りを「白い部屋」で過ごすのではなく、自分自身が過ごし馴れ居心地のいい在宅で迎えたいというのはある意味自然な思い。ただ、特に都会の住宅事情によりそれを赦さない状況も一方ではあるので、在宅が出来る住宅・家族事情を持つ患者は、それだけでも「幸福」といえるのかもしれない。

番組内で取り上げられていた患者+家族で最も印象的だったのが、30代前半にして胃癌で一度全摘ののち再発、余命1ヶ月の診断を受け本人希望で在宅となった患者(男性)のご両親の姿。間違いなく自分たちより先に子息を見送ることになる、その本人たちの心痛ゆえか、どうしても本人に真に向かえない、そのことゆえか本人の「寂しさ」を訪問してきたドクターに訴える姿。誰しも死を迎え、それを周囲で受け止めなければならないことは自明としても、それを納得づくでするのかしないのか、当の本人の往生がそのまま周囲の看取りの「平安」に繋がることだけに(私の経験も踏まえ)大変重要でなかろうか、と思われた。当の本人が天に召され三週間後にドクターがご両親の元を訪れるシーン、言葉少なげではあったが、まずそういうシーンを撮らせていただけているだけでも(私なら拒否するかもしれなかった)御本人方の納得があったのかと思われた。

少々中途半端かもしれないが(この手の話は、始めると際限がない)一つの気付きと追体験をいただけた点でこの番組には非常に感謝する。
(ちなみに再放送でした:NHKスペシャル「最期の願いをかなえたい~在宅でがんを看(み)取る~」)

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