歌のｵｰﾃﾞｨｼｮﾝ?本当､大丈夫か!?

おじいちゃんの狙いと想いは､いずれ骨の髄まで染み込ませることになるんだけど…
ｵｰﾃﾞｨｼｮﾝは､その時点で1回だけ受けたことがあっただけ｡赤坂の某ﾃﾚﾋﾞ局｡ただ､ﾊﾞﾗｴﾃｨｰの再現ﾄﾞﾗﾏなので､要求されるﾚﾍﾞﾙはそれなり｡安いｷﾞｬﾗで､ｷｬﾗｸﾀｰだけを買う｡だから､半ば素人でもOK｡で､ｵｰﾃﾞｨｼｮﾝもそれなり｡演技力なんて要求されない｡必要なｷｬﾗがあるかどうかを確かめるだけ｡しかも､あえなく落ちた｡
で､ｵｰﾃﾞｨｼｮﾝ｡経験､ｶﾗｵｹだけ｡学生時代､音楽の授業なんて､真面目に受けたこともなかった｡でも､結構ｶﾗｵｹは自信はあった｡ただ､趣味ではないし｡しかも､もう何年もまともにしたことがない｡宴会とかでも､人を押し退けてってﾀｲﾌﾟじゃないし｡ﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄでは､夜の遊びは､今はまったくしないので｡行きつけないｶﾗｵｹBOXにひとりで行く勇気もないし｡結果､課題曲の上を向いて歩こうの歌詞を暗記して､ﾒﾛﾃﾞｨをｻﾞｸｯと覚えて｡たったそれだけ｡で､で､審査員の前で､なんと歌う｡余りにも舐めきった挑戦｡今思えば､冷や汗ﾀﾗﾀﾗ｡ﾄﾞｼﾛｳﾄだから､出来たんだよね｡会場は､ｽｸｰﾙの教室｡行ってみたら､かなりの人数｡ﾔﾊﾞｲｯ!