46才主婦に映画で見た不倫話が重なり…

今村昌平監督の2度目のｶﾝﾇ映画祭受賞作の｢うなぎ｣って映画､大好きな映画の一本だけど｡役所広司演じる主人公が､物語の冒頭で殺人を犯してしまう｡不倫していた彼の妻を｡彼は､磯釣りが趣味なので､いつも前の晩から出掛けてしまう｡その淋しい夜を､彼の妻は､別のおとこで埋めていた｡自宅に引き込んで｡それを告げ口する匿名の手紙があり｡その日の朝､彼は確かめるべく､釣り場から自宅に引き返した｡おとこと抱き合う妻｡彼は､逆上し｡逃げ出すおとこ｡残された妻を､彼は殺してしまう｡映画自体は､この部分は前日譚に過ぎないけど｡服役後に､本当の物語が始まるので｡
ただ､この話､46才主婦の彼女とどうしても重なっちゃっう｡夫は､単身赴任中｡思春期の娘達の難しい子育ては､すべて自分に丸投げ状態｡たまに夫が帰ってくると思えば､好きな海釣りに行っちゃうし｡まあ､そのためにS南の海沿いにﾏﾝｼｮﾝを買ったんだろうし｡おとことしては､気持ちは分かるけど｡彼女にすれば､娘達のことの相談どころか､ｸﾞﾁをこぼすﾋﾏもない｡息抜きのﾃﾞｰﾄに誘ってくれる訳でもないし｡まあ､今更だとしてもね｡それが､彼女に､ﾀﾞﾝﾅに秘密の時間を作らせたのかなと｡とにかく