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あなたの唇が好き

2025年06月13日 00:09

あなたの唇が好き

「あ あの・・・お 俺・・・その・・・」「ん?♡」
「・・・な なんでもないです・・・」「そ♡」

・・・ああもう! 俺の馬鹿! なんでそこで黙っちゃうんだよ! 
せっかく先輩がキスしてくれたのに! でも だって・・・

先輩の唇は柔らかくて・・・
しっとりしてて・・・

あたたかくて・・・
すごく気持ちがよくて・・・

俺はもうそれしか考えられなくて・・・
ああ もう駄目だ 俺 本当に頭が変になった

きっと先輩がいきなりキスなんてするからだ 
絶対そうだ こんなのまるで恋人同士みたいじゃないか 

でも もし俺の勘違いじゃなかったら? ああ!
もう何が何だかわかんないよ!「ねぇ・・・君は私のこと好き?♡」

「えっ!?えと あその・・・」俺が黙っていると先輩は続けて言う 
先輩を見るといつもの意地悪な笑みで俺を見つめている 

やっぱりからかわれてただけなのか?でも でも 
それでもいいから答えてあげたい 先輩の期待に応えたい 

先輩をガッカリさせたくない 俺は勇気を出して言った
「好きです」ああダメだ!もっとちゃんと言うはずだったのに全然ダメじゃないか!

「うふふ よく出来ました♡」すると先輩は俺の頭を優しく撫でてくれた 
ああ この感じやっぱり好きだな 先輩の手つきはとても優しくて心地いい 

ずっとこうされていたいと思ってしまうほど気持ちいい でも俺はもう限界だった
これ以上は耐えられないと思った だから言った「あの・・・俺もう帰ります・・・」

「え?どうして?」先輩が不思議そうに言う 俺は恥ずかしくて何も言えなかった 
すると先輩は少し考えてから言った

「・・・もしかして照れてる? キスされて好きと告白して 次は?♡」
「え!?いや あの・・・その・・・」俺は恥ずかしくて何も言えなかった 

すると先輩は少し考えてから言った「じゃあさ 私の家に来る? そこで続きをしようよ♡」
「え!?い いやそれは・・・その・・・」俺が戸惑っていると先輩が耳元で囁くように言った

「ね? いいでしょ?♡」ああもう駄目だ!これ以上抵抗しても無駄だ!
それに俺も本当は行きたいし!だから俺は覚悟を決めて答えた「はい・・・行きます・・・」

「やったー!じゃあ早く行こうよ!」・・・

ここまで読んでいただきありがとうございました

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