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入院時の思い出

2022年11月24日 22:48

3年前に転んで右側ひたいを強打した。3分位意識が無かったようで、その後何事もなく
暮らしていたが、2か月後右側の足がうまく動かなくなり、病院に行った時は慢性硬膜下血腫と診断
され緊急手術をした。(どうも打った反対側の方に血が溜まっているという。)
手術後は頭を動かせない状態で丸一日過ごした。
寝る時も頭は動かせないので眠れはしない。尿が溜まると看護師が来てちんぽをつかんで
尿瓶に入れる。その操作が実に面白くない。看護師が嫌だがやってやってるみたいな雰囲気
態度も悪いが、こちらは体が動かないから文句も言えない。
手術後2日経過すると突然体調が良くなって、いつものおしゃべりやら屁理屈やらを
言えるようになった。
それでこれなら大も一人で出来るだろうと思い自分でベットから起き上がり、実際出来た。
そしてベットに戻ると、看護師がやって来て、何故看護師を呼ばないのかと攻め立てる。
確かにトイレに行く時とか立ち上がる必要がある時は呼んでくれと言われていたが、無視した格好だ。
大をするのに呼んでするのも癪だと思いそうしたが、もし転倒でもしたら、
病院側の責任問題も出て来る。そう思い、次回から呼ぶと言う事でその場は終わった。
今度は歯磨きするので、歯ブラシ取って欲しいというとこのくそ忙しい時にそんな用で呼ぶな
と言われ、こちらもかっと来て、お前が立ち上がる必要がある時には呼んでくれというから呼んだのに
どういうつもりだと言うと、今はベット直したり忙しくて構っていられないと言うような
事を言って来た。言い合いしても拉致あかないので部屋を出て行ってもらった。
翌朝看護師長を呼んでその旨を話した。そうしたらそれはこちらが悪いですとあやまって来た。
その看護師を担当から外して対応するとの事でこちらも納得した。
まあトイレへ行く時は自分で出来なければ、呼ぶしかないが、突然そうなると
他人の力を借りるなんて嫌で仕方ない。
川崎重工が通称フレンズという介護ロボを開発している。
2足歩行で身長165cm体重54Kgだから人間の大きさだ。
未だオムツの交換などは出来ないが、下の世話が出来るロボット開発が待たれる。
テスラも2足歩行ロボの開発に参入を表明した事も、より開発が進むだろう。
これから老人がどんどん増える。この入院時の事が現場では次々起こるだろう。
人間の手よりもロボットの方がこちらも楽だよな。

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