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三菱商事と三井物産

2022年11月10日 09:44

今回総合商社決算(半期)で財閥系の底力をまざまざと見せつけられた。
元々三菱三井住友系は資源(鉄鋼、非鉄、石油系、農産物)に強く、今回の資源インフレ
業績がかなり上振れした。
三井物産が先に決算発表したが、通期の純利益が9700億(1兆円近い)になると上方修正。
これにはちょっとびっくりした。さすがの三菱商事も追い抜けないだろうと思った。
しかし11/8日に三菱商事決算発表してその内容にまたびっくり。
何と純利益1.03兆円となり三井物産を追い抜いた。
資源インフレの前は、資源よりも金融や小売り関連に力を入れている伊藤忠がトップに立っていた。
この資源インフレ、円安が落ち着けばまた伊藤忠がトップに返り咲くだろう。
今回の伊藤忠だって純利8000億だからこれも凄いのですがね。
綜合商社は高度成長時代のエコノミックアニマルの生き残りみたいなもんで
世界のどんな地域にも行って商売を見つけて来る。
そして様々なリスクを背負っても事業化して行く。
その逞しさは、正にエコノミックアニマルそのものですよ。
日本はこの総合商社のお陰でどれだけ助かっているか。
穀物資源供給は、彼らのお陰で安定供給がなされているわけですよ。

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