メタバース相場はあるか

2000年インターネット相場が崩壊したのを記憶している人は
かなりの相場歴がある人だ。
あの当時日本を代表する企業はNECであり富士通だった。
この２銘柄については、インターネットという得体の知れない技術がこの先どのような事業を生むのか
期待感で一杯だった。まあ夢が膨らんで株価は毎日どんどん上がった。
これがインターネット相場だった。
今回メタバースという技術というか、VRの世界の中で何を生みだせるのか。
日本の質実剛健な会社は、工場内の設備や諸々のシステムをVRの中で投影し、全体を管理運営
したいと目論んでいる。いかにも日本の企業にふさわしい目論見だ。
アメリカの巨大IT会社は、現実社会ともう一つの世界（VR）を作り出し、その中ですべての事が出来るように目論んでいる。
例えばその中でイベントを開催し、その中で現実の観客のようにショーを楽しめる。
年取って海外旅行に行けない人達も海外旅行が出来る。これはかなりな需要があるだろう。
美人とSEXだってできるだろう。これも年寄り連中には良い若返り方法かも知れない？
年寄りは楽しみがどんどん減って行くが、こういう自分自身のアバターを使ったVR経験で
引退後の楽しみが増えるだろう。
VRの世界は何でもできる。アバターを使い広大なスキー場でスキーをする。参加しているアバターがが観衆にもなる。巨大ショッピングモールだってアバターが多数参加してくれば、現実のモールのような買い物が出来る。宇宙旅行も出来る。アバターを使い試着室で着て服を買う事も出来る。
夢が広がるね。第２の人生が送れるかも知れない。
果たしてこれは人類に取って良い事なのか？　まだ先の話だが、果たして結論は
現実とVR世界がごちゃごちゃになって脳への影響も気になる。
様々な楽しみ娯楽が出来るようになると、メタバースを扱っている銘柄は上昇するだろうな。
話題になっている企業をつまみ食いしておくか。