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本音と建前

2007年04月08日 17:35

結婚後少ししてから両親と別居草加アパート引越し本当の新婚生活。その新婚生活が1年もしない時に、会社から今度香港事務所を設立するので行って欲しいと打診された。「私は結婚したばかりですので他の人に行ってもらえないでしょうか」と頼んだが「あの人はこうだこうだ、又あの人はああだああだ」「だから君しか居ないんだよ、嫌かもしれないけど頼むよ」と言われ仕方無しに承諾した。部下と言っても私と同じ年(但し早生まれだから学年で言えば一級上になる)で私的には一緒に飲みに行ったりしていて同僚的な関係だった。その彼と二人での赴任となった。予定は半年との事だったが、赴任後4,5ヶ月経っても後任の話が無い。東京に問いただすと「後半年伸ばしてくれ」参ったなとも思ったがこちらも未だ十分に起動に乗った訳でもないし仕方ないかと受諾。そして1年後に漸く後任が来て、その後直ぐにトップも来て「M君彼がM君にもっと一緒に居て欲しいと言っているのだけど良いかな」との打診が入った。「もう嫌ですよ」といい却下。但し彼が慣れるまで後3ヶ月だけは居てくれとの事でOKしました。
家内に帰国予定を手紙で知らせると直ぐに返事が来て、封筒を開けると中に5万円入っていた。その位の金ならあるのになんだろうかと文面に目を通すと「仕事で台湾に寄るそうですが、台湾で遊ぶ為に使って下さい」とあった。帰路台湾メーカーを視察して欲しい旨言われてて、家内にも台湾に2泊する事は伝えてあった。そこで遊ぶ事なんか毛頭考えた事は無かったが。如何するか? 結局メーカー社長に強引に進められ
頂いてしまった。
帰国後家内台湾で遊んだかと聞かれ「うん」と答えた。後日同僚にその事を話すと
「馬鹿だな、嘘でも買わなかったと言うんだよ、奥さんだって内心そりを期待しているんだから」と言われた。そんなもんかな!
でも本当は如何なのか家内には確認していない。
帰国し暫くして同僚と酒を飲みに行った時に「実はMさんが初めに香港行きに決まったのはMさんが打たれ強く、もし上手くいかなくても大丈夫だからだったんだって」じゃ当馬じゃないか。今風に言えば「こんなのありかよ」だよね!

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