- 名前
- ドゥカティ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 48歳
- 住所
- 香川
- 自己紹介
- 高松在住の32歳。バイクとギターとサッカーが好きですね。他に好きなのは、話してて楽し...
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無邪気な笑顔。。。
2006年03月13日 16:24
彼女を乗せてドライブに出た後のお話し。
僕は、車を北野方面に向けた。
彼女は何も気づいていない。
彼女「意外と運転スムーズだよね。」
僕 「通学も、バイトも、買い物も、いつでも車。ちなみにゴールドなんで(笑)」
彼女「えー、以外~。」
僕 「失礼な(苦笑)香川じゃバスも電車も不便で、あまり使わないのよ」
彼女「ふーん。じゃあ、私が行っても車が無いと何も出来ないじゃん?」
REMUSのマフラーから、心地よいエギゾースト。
車内には、お気に入りの曲。。。
今でも覚えてる。。。ベン・フォールズ・ファイブの曲だ。。。
新神戸駅を横目にさらに坂を上がっていく。
目的地は、すぐそこだ。
彼女「あー、動物園あるんだ?」
僕 「はい、到着~。パンダ見ようぜ♪」
彼女「まじ?見よう見よう♪」
「デートで動物園とか、水族館って、中々行く事が無いよね~。」
前の日に、彼女がそう言ってたんだよね。
海遊館で、はしゃいでた彼女。
無邪気な笑顔だったんだ。
あの笑顔を、もう一回見たかった。
「早く早く。パンダ見に行こうよ。」
僕の腕をひっぱり、入園前から急かす彼女。
「パンダ逃げないから(笑)まあ、焦るなよ。」
と、ちょっと意地悪く言う。。。
彼女は、ちょっと拗ねた顔をする。。。
そんな彼女も可愛い。。。
「わかったわかった。ほら行くぞ(笑)」
僕は彼女の手を引っ張って、駆け出した。。。
「うわー、うわー。可愛い。可愛くない?可愛くない?」
彼女の無邪気な笑顔が見られたよ。
昨日以上に、素直な顔してた。
彼女が微笑んでいる。
僕も自然と唇がほころぶ。
いつまでも、この気持ち、この空間を共有したかった。
そんな、夏の暑い日だった。
帰り道、彼女を堺まで送る。。。
車内に少し寂しさが漂う。。。
二人とも、分かってた。。。
もう少しで、現実に戻るって事を。。。
アクセルを、いつもより、ほんの少し緩める。。。
出来るだけ彼女と一緒にいたいから。。。
そんな悪あがきも、つかの間。。。
程なくして、昨日、彼女を迎えに行った場所へ到着してしまった。。。
なかなか言葉が出てこない。
何か口にすれば、二人の時間が終わってしまうのが気がしたから。。。
沈黙を破るように、口を開く。。。
僕 「あんまり遅くなると、親御さんに怒られちゃうなあ。」
彼女「すでに、昨日帰ってないし(笑)」
僕 「それもそうだな(笑)」
彼女「楽しかったね~。」
僕 「次のデートは、いつにしよっか?」
彼女「次は。。。いつ会えるんだろうね?」
僕 「絶対、会いに来るし。。。時間作るし。。。」
彼女「ありがと。楽しみにしとくわ。それじゃ、そろそろ帰ろうかな。」
いつ会えるんだろう?
もしかしたら、もう会えないのかも?
二人とも、口には出さないけど、そう思ってた。
僕 「あー、帰したくないなあ。このまま連れて行きたいよ。」
彼女「んー、無理。連れてって欲しいけど。。。」
僕 「うん、分かっちゃいるけど。。。離れたくないんだよなあ。」
彼女「私も。やっぱり、会うと離れたくなくなっちゃうね。」
中々、別れられなかった。。。
僕は彼女を引き寄せ、強く抱きしめた。
僕 「また抱きしめに来ちゃうからね。」
彼女「ちょっと、人に見られちゃうじゃん」
僕 「いいじゃん。見せとけよ。」
恥ずかしがる彼女にそっとキスした。。。
横断歩道を渡る彼女。
僕の目の前の信号が青になる。。。
「またね。」
空虚な空気に包まれて、僕は高速道路をひた走ったんだ。。。
夢のような二日間だった。
26年間過ごしてきた中で、特別な二日間。。。
1人になった後の虚しさは、例えようがない。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
一番、自分が書き残しておきたいと思ったのは、このあたりまでのお話し。
この後は、色々あったな。。。
また、文章にしてみようと思いますが。。。
残りは編集後記みたいな形になりそうです。
>すぅさん、彩華さん
目的地、どこだと思いました?
動物園ってのは、想像の範囲内でしたか?
もちろん、想像されていた通りだと思ってますけど(笑)
また、お二人のログもじっくり読みに行きますね~。
えー、ちなみに。。。実験についてはまた、表にでも気が向いたときに書きます。
表のネタって、思いつかないんです^^;>彩華さん
>チエミさん
画像、実は僕も別サイトからひっぱっちゃったんで。
それでも構わなかったら、どうぞ。
訪問、ありがとうございました^^
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