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- 日々感じたこと、思ったことを書いてます。 出会い系の割には余りリアルな出逢いには拘っ...
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「スローなブギにしてくれ」
2007年09月22日 23:00
自分はネットで無料配信されている映画や音楽クリップ等の動画を見る時には、USENが運営しているGyaOのサイトを利用していますが、その中の「昭和TV」と言う懐かしめのテレビ番組や映画を扱うコーナーで、今「スローなブギにしてくれ」を配信してるんですよ。
1981年に公開の映画ですから、今から25年以上も前の作品なんですよね。
今改めて見ると多少の古臭さと言うか時代を感じさせる部分も当然有りましたけど、作品としては全然色褪せて感じませんでしたよ。
原作者である片岡義男の70年代の作品にはオートバイや車などを題材としたものも多かったですし、当時都会的な生活やアメリカ文化に憧れた自分たちの世代にとって片岡義男はカリスマ的な存在だったと思うんですよ。
本当は自分のようにオートバイに乗っていた者からすれば、同じ片岡義男原作の「彼のオートバイ、彼女の島」の方がバイブル的な存在なのかもしれないですけど、なぜか自分は映画としては「スローなブギにしてくれ」の方が強く印象に残ってますね。
以前猫の日に書いたログの中でも、猫っぽい女性=浅野温子って事で「スローなブギにしてくれ」の事を書きましたけど、改めて映画を見てもその感想は変わりませんでしたね。
公開当時にはどちらかと言えば古尾谷雅人が演じた「ゴロー」の目線で、浅野温子演じる主人公「さち乃」を見ていたと思うんですよ。そして自分も歳を重ねたことによって山崎努の演じた「ムスタングの男」の目線で、改めて物語を見ても同じように「さち乃」に猫っぽさは感じましたね。
ただ以前に感じた自由奔放で掴み所が無い「さち乃」のイメージだけでは無く、もの凄く一途で古風な部分をも感じたんですけどね。
この映画は原作を台無しにしたと評される熱狂的な片岡ファンも居るようですけど、自分は随所に片岡らしさが出ていて良かったと思うんですよ。
そもそも片岡義男の原作自体もそうですけど、こういった映画は物語の内容も当然ですけど、それよりも作品全体としての雰囲気を味わうものだと思いますしね。
そんな片岡義男が描きたかった出逢いとか物語を手に入れてみたいと思い、自分も若い頃にはオートバイに乗っていたのかも知れませんね。
そしてオートバイを降りて20年も経った今でも探し続けているのかも・・・
このデジログへのコメント
うんうん^−^v
わっかるぅ、そしてこれ以上言葉にしなくてもこの世界観はいいですよねw
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