高級日本旅館

日曜は、予告どおり、鬼怒川温泉に行きました。
午後2時から会議室を借りて3時間ほどの会議、さらに、翌日午前にも3時間ほどの会議の予定。
これはあるイベントの反省会とその次のイベント（2年に1回やってます）の立ち上げとを兼ねています。
で、なぜか、最初の時にこういう会議を温泉で始めてから、毎年、今年はどこでやろうか、と（特に年配の人は）楽しみにしております。

その最初の時に高級旅館を使ったお陰で？、このご時世にもかかわらず、イベントの予算の中に会議費としてひそかにもぐりこませるようになりました。
これは特に偉い人々の意向なので、反対する人もなし。偉い人々がやっぱりやめようや、となれば別ですが。

そんなわけで、宿泊費は会社（というかそのイベントが他社と一緒の独立採算なので、正確にはそのイベント）持ちで高級旅館に泊まれる2年に一度のチャンスです。
ですが、偉い人と一緒に行動するので、慰安を兼ねて、といわれても、完全にそういう気分にもなれません。

また、さすが高級旅館、世俗から離れてごゆっくり、というわけでもないのでしょうが、会議場では無線LANのようなネット接続はなし。それどころか、一部の人の携帯電話は圏外になっていました。
そのおかげで会議に集中できたせいかどうかは知りませんが、会議は思ったより白熱して、終わったのは5時半近く。それから部屋に案内してもらいました。窓からは、鬼怒川の流れと旅館の小さな庭園が見えます。
食事は6時半からということで、みんなして温泉に行きます。露天風呂もありましたが、小さかったです。入湯税を払う以上一度は入らないと☆

私はそんなに風呂が好きというわけでもないので、適当に切り上げて、ロビーで新聞を眺めていました。
すると、どうも女性客は好きな浴衣を選べるようです。宿の人が持ってきて、どれにしますか？と聞いています。ちなみに、男はサイズしか選べません。

6時半から食事がスタート。さすが高級旅館です。食べきれないほどの料理です。
この旅館の特色なのか、あるいは鬼怒川温泉一帯の特色なのかしりませんが、湯葉を使った料理が多かったです。もちろん、それだけではなく、焼き物（すき焼き）やらハモの天ぷらやら鮎の塩焼きやら、それはそれは海の幸、山の幸が次から次へとでてきます。
デジカメをもっていかなかったので、その料理をお見せできないのが残念です♪

調子に乗って、酒も頼み、最後の1時間はカラオケまで始まってお開きです。

ですが、さすが高級旅館、これだけでは終わりません。
夜中に目が覚め、喉が渇いたのでつめたい水でも、と思いましたが、お茶の用意はあっても冷水はありません。廊下に出て、どこかに氷でもないか探しましたが、ダメ。
結局部屋に戻って、財布をつかんで、風呂場の側の自販機へ。いわゆるブリックパックが150円、缶ジュースも150円でしかも「スリム缶」です。200-250ml しかないのではないでしょうか。
ペットボトル系は一切なし。でも喉の渇きに耐えられず、その高い缶ジュースを買ってしまいました。

2年前、ドイツはミュンヘンのシェラトンでも夜中に喉が渇いて、とうとう部屋のミニバー（冷蔵庫）の高い水を飲んだのを思い出します。

庶民の皆様、高級旅館に泊まる時はペットボトルのドリンクを忘れずに☆

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トリビア：蒸気機関車は、必ず走る方向が決まっています。ごくまれにバックで走ることはありますが例外的で、普通は終点に着くとターンテーブルというので、向きを180度変えて折り返します。
今の電車はそんなことしないで、どっちが前、とか決まってはいません。
鉄道は、鉄のレールの上を鉄の車輪で走るわけですから、カーブでは車輪とレールが摩擦を起こして削れます。人間の靴底と同じです。
普通は右カーブも左カーブも同じくらいあるので、両方の車輪が平等に減るのですが、山手線のように、回っていると、内側のほうが余計に削れます。そして、機関車と違って、いつも同じ側の車輪が内側になるので、山手線の電車の車輪は内側の方がより速く磨耗するそうです。


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今日の画像は、鬼怒川公園駅に着いた東武特急スペーシアです。本物の鉄ちゃんは、こんな駅に止まっている列車の写真なんかとらないそうですが、私は本物の鉄ちゃんではないので撮りました。
ちなみに、うちの上司と同じ列車でしたが、上司は当日北千住駅で指定券を買ったら通路側しかなかったとぼやいていました。
なんだかんだ言っても連休なんだな、と思いました。