朝の布団の微睡の中

朝の冷気により布団から出られない「朝だよ」優しい彼の声が愛おしい
「ん～・・・まだ出てかない♡」彼女が彼の胸元に顔を埋めると　朝日に照らされた銀髪が金色に輝いた

「ほら　ご飯できてるよ」彼が布団を引っ張ろうとするが
「ダメ・・・寒い♡」彼女の足が彼の背中に巻きつく

「まったく・・・」呆れたような　でも嬉しそうなため息が漏れる　彼の腕が彼女の腰に回り込み
「じゃあここで食べる？」彼が冗談っぽく聞くと

「ここで食べさせて♡」「甘えん坊だな」
「あなたが甘やかすから・・・こんな私になりました♡」

彼女の手が彼の胸元を軽く叩く　朝日に照らされた白い肩が微かに震えている
「困った子だね」彼の指がそっと彼女の髪を梳くと「ふふ・・・ずっと一緒に居てくれる？♡」

彼女が上目遣いで見上げる「もちろんだよ」彼が額にキスを落とすと
「約束だよ？♡」彼女が指を絡ませてくる「今更置いて行かないでよ？♡」

その言葉に彼が微笑みながら布団を引っ張ると
「え・・・やっぱり追い出すの？♡」彼女の慌てた様子に二人で笑い合った

あなたに素敵な時間が訪れますように