翌朝　昨晩の余韻が残る中で

彼女の頬が赤く染まっている「ねぇ・・・今日は私の言うこと聞いてくれる？♡」
上目遣いの懇願に思わず頷く 「何がしたい？」

「あのね・・・カフェでお茶して雑貨屋さんで買い物したいの・・・♡」
意外と普通のデートプランに驚きつつも 　彼女の笑顔が眩しい

「了解 じゃあ準備しようか」立ち上がろうとした途端　彼女の手が袖を掴んだ
「・・・あとねキスもいっぱいしてほしいの・・・♡」

「ちゅ」・・・額に軽く触れるだけのキス
「嬉しいけど・・・あとでいっぱいね♡」

彼女の囁きに胸が高鳴る　化粧台に向かう彼女の後ろ姿を
眺めながら 　昨晩の過ちを反省する

（いつも彼女を困らせてしまうんだ・・・）
コンパクトミラーの中で彼女が微笑む 「準備できたよ？♡」

ピンク色のワンピースが陽射しに輝いている 「すごい似合ってる」
「本当？ありがとう・・・♡」玄関で靴を履く彼女の足首が華奢で美しい

「さあ 行こうか」手を差し伸べると彼女が嬉しそうに絡めてきた・・・

あなたに素敵な時間が訪れますように