片思いの彼に介護され恥ずかしい姿を見られちゃった

でもおかげで　なんと彼女にしてくれるかもしれない
思い切ってあんなことも　こんなことも　してあげる予定

するどい母に気付かれて・・・
「おか～さ～ん！今日は晩ごはん要らな～い！♡」玄関から飛び出そうとした時

キッチンからお母さんの声が響いた「あのねぇ・・・」
振り返ると　エプロンを外しながらお母さんが近づいてくる

「・・・その髪型」「え？♡」「昨日と同じじゃない？」
ギクリと固まる私　確かに昨日の髪型　初めて彼に「可愛いね」と言われたアレンジだから・・・

「それに」お母さんは私の耳元に顔を寄せた「・・・キスマーク隠すのは上手くなったわね」
「ちょっ！？まっ・・・見えてないよね！？♡」「ふふふ♪若いっていいわねぇ」

お母さんはウインクしながら冷蔵庫を開けた「アイツのこと大事にしてあげるのよ？
あんたには勿体無いくらい良い子なんだから」「も　もう行ってくる！！♡」

顔が火照って爆発しそうだった　待ち合わせ場所に着くと　既に彼が待っていた
日差しに透ける茶色い髪が眩しい「遅れちゃってごめん・・・♡」

あなたに素敵な時間が訪れますように