台風が来てるけど、ロードに出ます

今日から広島！昨夜はラッキーな勝！！！
帰ってくる頃は、一番上に居たい


ミスに救われた藤川ヒヤヒヤ救援
2007年8月3日（金） 6時5分　スポーツニッポン

Photo
＜神・ヤ＞９回表２死三塁、藤川のワンバウンド投球を矢野が後ろに逸らすも、球審は田中浩の三振をコール
　【阪神６―５ヤクルト】思いがけない結末だった。藤川の表情はこわばっている。「何が起こったのか分からなかった。でも、球審が手を上げたのは分かった」。汗まみれの顔。そこには冷や汗も交じっていた。

　１点差に追い上げられた９回２死三塁。田中浩に対し、１５０キロ以上の直球を３球続けて２―１と追い込んだ。４球目。外角低めの１２６キロカーブにバットは空を切ったが、投球は捕手の矢野をすり抜けてバックネットへ。本塁に向かってダッシュする三塁走者の福川。振り逃げで同点…。交錯する悲鳴。しかし、田中浩は一塁に走らない。「ファースト！ファースト！」。藤川の指示で矢野は一塁送球。振り逃げは成立せず、ゲームセットだ。「ついているわ。まじめにやっていたらいいことあるね。よかった」。球団新の２８セーブ。ようやく笑顔が戻った。

　９回に登板したが、いきなり連打を浴び、青木の二ゴロの間に１点差に迫られた。６月１１日のソフトバンク戦（甲子園）以来、５２日ぶりの失点を許したが、最後は修羅場を乗り越えてきた経験が生きた。

　岡田監督は６回、田中浩への死球の判定をめぐり「明らかなファウル」と猛抗議。判定は覆らなかったが、最後はその田中浩に助けられた。３日からは恒例の長期ロードが始まる。３位横浜とはゲーム差なし。指揮官は「前みたいに（長期ロード中の）成績も悪くないし、１つ１つやっていきたい」と上位進出を見据えた。
[8月3日 6時5分 更新 ] スポーツニッポン