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「音楽がきこえない」 (三島由紀夫の意味?)
2020年01月06日 23:48
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三島由紀夫の小説『音楽』。これ過去になんども、ちゃんと読み直したいと思っていて果たせていません。文庫本で持っていて実家にあったのを今度こそ読もうと持ってきたはずが、どこかにしまって出てきません。 図書館で借りてでも、今年はぜったいに精読します。
三島がこの小説で書いた「音楽がきこえない」っていうのは、実は「オーガズムを感じない」という意味だそうです。私にとって音楽とセックス、切っても切り離せないものです。過去の美しい想い出に浸る瞬間にはかならず音楽が流れてきますし、これから次の美しい想い出となる瞬間を作り出すために、音楽をイメージして行動したい。
オーガズム。この間の NHK朝イチ!のアンケートの結果によると、世の中の既婚女性の3/4が「音楽がきこえていない」ことになってしまいますが、これはやはり一大事だと思いませんか?
小池真理子の『恋』という小説も再読したいものの一つです。配偶者にとらわれずに奔放に生きる主人公たちを、アルバイトが縁でその生活の中に加わった女子大学生の眼から観ています。意外な結末となりますが、「セックス」が人を変えてしまうことの怖さも表現しているように思います。
鴎外先生の作品も読み直したいです。その昔中学一年の時かな、新任の国語の先生が落ちついた感じの和風美人で好きでした。その先生から「最近どんな本を読みましたか?」と指されて答えてことがありました。森鴎外の『雁』です、と答えました。先生の「意外な表情」がちょっと印象に残っています。お妾さんが主人公の小説だったから、かな?
雑多な内容でまとまりがないですが、今日は文学系の話題にしました。
アルビノーニ オーボエ協奏曲ト短調 Op.9-8 (昨日の日記で付けたかったのは、これ)
https://www.youtube.com/watch?v=3hBTledqik0
日本でとっても人気のある「ハインツ・ホリガー」版の演奏もありましたが、こちらの楽譜版にしました。ホリガーはちょっとビブラートかけすぎなので....。 実は、ホリガーの名前を知ったのは、奥さんの方が先でした。私の持っているモーツァルトの「木管協奏曲集」の中の、フルート、ハープ、オーケストラのための協奏曲 K.299でハープを演奏しているのが、ウルスラ・ホリガー、ハインツの奥様です。夫婦とも演奏家っていうのも、忙しくてたいへんそうですね。もうひとつの「音楽はきこえているかな?」
このデジログへのコメント
Self-コメ: Wikiでちゃんとチェックしたところ、ハープ奏者だったウルスラ婦人は 2014年に他界されていたようです。失礼なことを書いてしまいました。ハインツ氏は現在 80歳になられたようです。
> 藍..さん
そうなんです、私も読み返したくて(というかまだしっかり読んでいなかったかも)、まずは部屋の家捜し。出てこなかったら、図書館かな。ずっと気になっているので、今年は絶対読了したいのです。
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