- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「エヴェレスト 神々の山嶺」レビュー☆
2016年03月03日 23:43
岡田准一主演他。ネパール・カトマンドゥで“山岳史上最大の謎”を秘める古いカメラを発見した山岳カメラマンの深町(岡田准一)は、孤高の天才クライマー・羽生(阿部寛)に偶然出会う。登攀史上初の挑戦に取り憑かれた彼の過去を調べるうち、その生き様にのみ込まれていく深町。そして羽生の人生に翻弄されながらも、彼を愛し続ける涼子(尾野真千子)と出会う・・・。超えろ!限界の、その先へー“前人未踏”の挑戦に臨む、男たちの熱き想い。命を削って挑む先に、あるものとは?邦画初となる標高約5200Mでの撮影に命懸けで挑んだ、映画そのものが前人未踏の領域へと達する、心揺さぶる感動のスペクタクル超大作!
4/10点!!演技は、二人ともアカデミーものでした。特に、阿部さん、凄かったです。体型も日本人離れしているので、本当に岡田くんを背負って登ってしまいそうな、普通のクライマーとは、一線を画す存在として、君臨していました。ただ、ストーリーとしてはどうかな?二人が、山に魅了されて離れられなくなっているバックボーンが全く描かれていないので、物語に深みが無かったです。主人公の深町は、最初は、撮る!だったのに、それが、登る!に変わって、山にアタックする度に心折れてるし、挙げ句、クライマーズ・ハイでおかしくなり、最後は精神世界みたいな話になっちゃってて、彼は一体何がしたいのだろうと、全然感情移入出来ませんでした。羽生と涼子の関係も、言葉でしか説明されないので、尾野さんが幾ら上手くても、二人がどういう風に愛を深めていったか全然見えてこなかったですし、涼子が、登るという行動にまで出る理由としては、全然足りない感じがしました。涼子の存在は無くても、話として成立してしまいますし、高尾山に行くような感じで、登るといって、数ヵ月のトレーニングも無しに登れるわけないと思うのですが・・・(-_-;) 山を巡る人々の話というよりは、エヴェレストの凄さを伝えたいみたいな映画でした。でも、山の映し方も、ドーン・バーンみたいな感じで、工夫が見られず、肝心なシーンは、ホワイトアウトでごまかすし、古い映画みたいで綺麗でないし、もっと上手く撮れる人いるのになぁ、やっぱりお金なかったのかなぁとか、思いながら観てました。山のシーンは、調べてみたらやっぱり映画の方ではなくて、山岳カメラマンの方でした。アルピニストの方たちの感想を聞きたいです。2016年公開。
このデジログへのコメント
映画は観ていませんが、
原作は、昔出た頃読みました。
原作は、凄く良かったです。
> サンタニコさん
原作は壮大な物語でしっかりしているみたいですね。興味はありますが、女性が読んでも面白そうですか?
楽しめるのでは!文庫も最近出ているし、読みやすくなった。
> サンタニコさん
文庫サイズ有り難いです!いつもバッグに本を入れて持ち歩いているので、重くて重くて(>_<)
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