- 名前
- ユリ
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- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「シビル・ウォー アメリカ最後の日」レビュー☆
2024年12月11日 16:19
キルステン・ダンスト主演他。それは、今日起こるかもしれない。連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“西部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。「国民の皆さん、我々は歴史的勝利に近づいている―」。就任“3期目”に突入した権威主義的な大統領はテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。ニューヨークに滞在していた4人のジャーナリストは、14ヶ月一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うため、ホワイトハウスへと向かう。だが戦場と化した旅路を行く中で、内戦の恐怖と狂気に呑み込まれていく―。もし今、アメリカが2つに分断され、内線が起きたら―A24史上最大の制作費で贈る、現代を描いた衝撃のディストピア・アクション。
7/10点!!戦火の中のロードムービー。実にA24らしい作品だった(笑)独裁的な大統領によってもたらされた狂気の分断世界を描いているのだが、個々のキャラクターの考えがほとんど描かれておらず(党派とかも一切明かされない)、大統領が独裁的なのではないかとわかるのも、彼の任期が3期目に突入しているというところだけだった(大統領の任期は最大2期8年)。わかりにくっ!!淡々と悲惨な戦争を描いているのに映像が幻想的だったり、音楽がシーンにハマリ過ぎててニヤついてしまったり、笑ってたらあっという間に笑えない現実になるよと言われているようだった。全体を通した寓話的な演出が観る人にハマるかハマらないか。でも、人を殺しておいてその場で笑顔で記念写真とか、そこは国民性というか、アメリカ人以外理解できないんじゃない?と思った(ロシアは理解できるか?)。暴力が圧倒的でジャーナリズムが通用しない世界。歴史は繰り返すというけれど、またジャーナリズム旋風が巻き起こる流れはやってくるのだろうか。ジョエル役のヴァグネル・モウラとサミー役のスティーヴン・ヘンダーソンがすごく良かったです。意外とボール投げかけられてて考えさせられる作品(寝落ちしたけど(爆))。2024年公開。
このデジログへのコメント
おぉ~僕も昨日観ました(* ´ ▽ ` *)
ずっと、、、緊張しっぱなしでした( ノ^ω^)ノ
> はらぺこさん
没入してますね~キルスティン・ダンスのくたびれたおばさん感はわざとなのか?それとも本当にくたびれてしまったのか?(爆)
ジャーナリストの先輩が後輩を育てつつ狂気の現実を教えていく映画かと思いました。ホワイトハウスの突入はカメラを持った兵士さながら。倒れたジャーナリストのカメラは新人に引き継がれていくんでしょうね。
> ぎんさん
ぎんさんだ~キルステン・ダンストが最後はジャーナリズムよりも人を優先したのを見て、若いジャーナリストが狂気の世界のジャーナリストになる覚悟を決めてしまうのが辛過ぎました。
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