- 名前
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- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命」レビュー☆
2024年12月07日 02:59
パオロ・ピエロボン主演他。なぜ、僕だったの?1858年、ボローニャのユダヤ人街で、教皇(パオロ・ピエボン)から派遣された兵士たちがモルターラ家に押し入る。枢機卿の命令で、何者かに洗礼を受けたとされる7歳になる息子エドガルド(エアラ・サラ)を連れ去りに来たのだ。取り乱したエドガルドの両親は、息子を取り戻すためにあらゆる手を尽くす。世論と国際的なユダヤ人社会に支えられ、モルターラ夫妻の闘いは急速に政治的な局面を迎える。しかし、教会とローマ教皇は、ますます揺らぎつつある権力を強化するために、エドガルドの返還に決して応じようとしなかった・・・。スピルバーグが映像化を断念した衝撃を超える真実の実話をマルコ・ベロッキ監督が映画化。2023年カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。
7/10点!!それぞれの宗教と当時の歴史的背景を知らないと結構解りづらい。ローマ教皇って時々マフィアのドンなのではないかと感じる時がある。長い歴史の中でまじで横暴で鬼畜な言動を繰り返し続けている印象。突然、我が子を奪われ、自分の手の届かないところで二度と相いれない考えに染められてしまったら、と想像したら、親の苦しみは計り知れない。宗教が違くても家族は家族で仲良く同じ時を過ごせばいいじゃん。互いに相手の考えを尊重しないから家族間、宗教間で争わなければいけないなんて悲しいことが起こるんだよ。相手を尊重しない善意はただの迷惑行為で善意とは言わないんだよ。エドガルドの願いは何を信じるかではなく、家族に会いたい、また共に笑い合いたい、それだけだったと思う。信仰って心の拠り所ではあるけれど、自分の世界を極端に狭めるものだと思う。大体、他信仰を排除する宗教もあるけれど、ユダヤ教もキリスト教も他の宗教を潰せとは言ってないから。某テレビ番組アンビリーバボーを観ているようだったけど、人間が扱うようになった結果、宗教が互いを認められない利己的なものに変わってしまった悲しさの象徴を描いている作品だった。2024年公開。
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