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「ブルー きみは大丈夫」レビュー☆

2024年11月29日 00:34

「ブルー きみは大丈夫」レビュー☆

ライアンレイノルズ主演他。忘れていた大切なものにきっと出会える―孤独少女出会ったのは、子供にしか見えない不思議な“もふもふ”。母親を亡くし、心に傷を抱えた少女ビー(ケイリー・フレミング)。彼女はある日、“子供にしか見えない不思議な存在”のブルー(声:スティーヴ・カレル)に出会う。ブルーが友達だった子供はもう大人になって彼のことを忘れてしまい、このまま新しいパートナーがいないとブルーは消えてしまう運命に・・・。少女は大人だけどブルーが見える隣人の男(ライアンレイノルズ)の力を借り、ブルーの新しいパートナーになってくれる子供を探すことに。少女はブルーを救えるパートナーを見つけることが出来るのか?かつて子供だったすべての人に贈る、感動の物語。

10/10点!!観る前はなぜこんなに有名俳優声優に勢揃いなの?と疑問だったが、めっちゃハートフルで最高の物語だったので、納得。そして、ジョン・クラシンスキー監督ってめっちゃイケメンだったのね(「クワイエット・プレイス」の監督で本作のパパ役)。2024年の「最もセクシーな男」に選ばれたらしい(痩せれば納得)。ケイリー・フレミングも「スター・ウォーズ」に出てただけあって、とても可愛くて目を惹く女優さん。ママ役のキャサリンダダリオは少女みたいなのに30歳だと!?ライアンレイノルズは好きな俳優ではないけれど、本作ではケイリー・フレミングの隣にいるからか、年齢を重ねた俳優の良さみたいなのが出てたなと思った。イマジナリーに育てられたから忘れてたけど、IFの姿がずっと見えてたのかな?日本ではイマジナリー・フレンドがいる子は少し変わってるみたいに扱われがちだけど、アメリカではいるのが普通というか当たり前なのだろうか?私はかなり大きくなるまで物語とキャラクターを自分で作り出すような子だったし、大切にしている人形たちは髪が伸びたり泣いたりしてたけど(妹のはそうなったことがない)、大切にしているからそれは当たり前だと思ってたな~なんてことを思い出してた。今は大人になったけど、それでも望まない突然の引っ越しで大切にしていたぬいぐるみたちを供養にも出せないで置いてこなければならなかったことをとても悔いている。謝っても謝りきれないと思ってる(爆)だから、忘れ去られてしまう切なさと「愛した人の記憶の中で生き続ける」ことの意味にはとても共感出来た。忘れなければ力になってくれるという考え方自体、人間本位な気がするけれど、それすらもイマジナリーで自分の中の彼らが力をくれるということなのだろう。それと本作ですっかり忘れていても、何かをきっかけに思い出すことの出来る記憶があるんだと知った。記憶って大事。良いことも悪いことも全部入ってるから、忘れると良いことも消えちゃう。親子で観たい秀作でした♪2024年公開。

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