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「戦場のピアニスト」レビュー☆
2016年03月06日 01:10
エイドリアン・ブロディ主演他。1939年、ナチスドイツがポーランドに侵攻した時、シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)はワルシャワの放送局で演奏するピアニストだった。ワルシャワ陥落後、ユダヤ人はゲットーと呼ばれる居住区に移され、飢えや無差別殺人に脅える日々を強いられていた。やがて何十万ものユダヤ人が収容所へ移されるようになった頃、家族の中でたったひとり収容所行きを免れたシュピルマンは、決死の思いでゲットーを脱出する。息をひそめて隠れ家で暮らす日々は、ワルシャワ蜂起とともに終わりを告げる。砲弾が飛び交い、街が炎に包まれる中、必死に身を隠し、飲まず食わずで生き延びるシュピルマン。心の中で奏でる音楽だけが彼の唯一の希望だった。だが、ある晩彼は遂にひとりのドイツ人将校に見つかってしまう・・・。ユダヤ人を救ったナチス将校の知られざる真実。2002年のパルムドール賞受賞、2003年のアカデミー主演男優賞受賞した、ポーランドの名ピアニストで国民的作曲家のW・シュピルマンが自らの奇跡的生還体験を描いた回想録。
10/10点!!GYAO!でやっていて、観たことがなかったので、観ました。残虐なんですけど、これ全部本当にあった事なんですよね。ポーランド人とユダヤ人の人たちは、日本人が真珠湾攻撃の日を忘れないみたいに、ゲットーに移された日や初めて移送が行われた日を覚えているのでしょうか。ずっと舞台はワルシャワで、残虐な描写が多いのですが、隙がないというか、完璧に出来上がっている作品でした。ずっと、ワルシャワに隠れてたって凄いな。他にもそういう人がどのくらいいたのでしょうか。シュピルマンの人生も興味深かったですけど、シュピルマンを助けたドイツ将校のヴィルム・ホーゼンフェルトの映画の後、どのように亡くなったか調べたら、やりきれなかったです。長く、ポーランドで出版が認められなかったのとか、ドイツ兵をオーストリア兵に変えられて出版されたのとか、感情面の配慮があるのでしょうけど、やっぱり全て遣り切れない思いでいっぱいです。戦争を知らない世代の方には是非観てもらいたいです。私も、収容所に行く前のゲットーでの生活とか、1~2作品くらいしか観たことがなくて、まだまだ知らない事ばかりなので、これからも観ていきたいです。辛いけど。2003年公開。
このデジログへのコメント
戦争を描いた映画では、
「地上より永遠に」や「西部戦線異状なし」、「独裁者」は、
人を殺す正当な理由などあるのかを、問いかける名作だと思います。
あれ?リメイクしたのかな
って思っちいました^^;
良い映画だった記憶はあるけど
もう一回見てみようかなって思う
レビューでした。ありがとうございます
> Hiro7100さん
昔の映画はたくさんあり過ぎて、色々見たくても時間がなくて追いつかないですね(>_<)1日あと4時間くらい欲しいです。
> 感さん
古いのをGYAOで無料配信してて観ました。今、ハートロッカーとかもやってます。やりきれなさすぎる映画でしたけど、事実だし、目そらしちゃいけないんだって思いながら観てました。
海の上のピアニストが戦場(船上)のピアニストと思ってました。どちらも感動した作品でした(^^♪
> コーマさん
私も海の上のと戦場のと戦場のメリークリスマスと全部ごっちゃになってました(^^;)
ポーランドについては、僕も言及してるんで、お時間あれば、読んでくださいね。
> archerさん
そうなんです!探して読んでみます。ポーランドはあまり詳しくないですが、興味はあります。
> julianさん
そうですね、なんか報われないですよね。今年はドイツの戦争ものを見る機会が多くてずっと暗い感じになっちゃってるので、たまには楽な映画で気分転換しないとやばいです(^^;)
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