- 名前
- ユリ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 42歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 見た目細身の天然ってよくいわれます。でもけっこうしっかりしてます。自分的に。映画と読...
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「リリーのすべて」レビュー☆
2016年03月18日 21:19
エディ・レッドメイン主演他。風景画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は肖像画家のゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)と結婚し、デンマークで充実の日々を送っていたが、ある日、妻に頼まれて女性モデルの代役をしたことを機に、自分の内側に潜む女性の存在に気づく。それがどういうことなのかもわからないまま、“リリー”という女性として過ごす時間が増え、心と身体が一致しない状況に苦悩するアイナー。一方のゲルダは夫の変化に戸惑いながらも、いつしか“リリー”こそアイナーの本四うであると理解していく。今から80年以上も前にそれまでの自分と決別するために命がけで未知の手術に挑み、ひとりの女性としての人生を獲得した“リリー・エルベ”の驚くべき軌跡。人を愛するとは―今世紀を代表する鮮烈な愛の名作が誕生!
10/10点!!初めは、この二人は、男女の枠を超えて愛し合ってるのかなと思いましたが、それは違って、やはり、男と女で、女と女で、それでも、互いを理解し、傷付けまいと、必要とする姿は、美しく、胸が切り裂かれそうに切ないものでした。人はよく、「心と身体がバラバラになりそうだ」という表現を使いますが、それを四六時中感じてるのが、リリーだと思います。それが、どれだけ生きるのに辛いことかと思うと・・・涙です(;_;)スクリーンから伝わってくるのは、希望と絶望、過去と未来、恐れと悲しみ、切なさ、嬉しさが、始終、混在していて、その全部を受け止めようとすると、胸がギュッーと、絞られる感じでした(>_<) エディ・レッドメインは、凄いです!憑依型の俳優さんなのかな?というくらい、リリーが降臨してました。三人の人格を同時に宿しているのだとしたら、凄過ぎる才能です(*゜Q゜*) アイナーとリリーは、“繊細”という言葉が擬人化したのではないかというくらい繊細そのもので、対するゲルダは、しなやかで強い女性だけれども、流石に、一人で受け止めるには大き過ぎる出来事に、潰されないよう流されないよう、必死に踏ん張る姿が、強く描かれていて、これは、リリーの物語であると同時に、ゲルダの物語でもあるのだと、ひしひしと感じました。それくらい、アリシア・ヴィキャンデルの演技も、素晴らしかったです。愛する夫と同志を失ってなお、愛を求め、与えようとする女性を、繊細に強く演じていました。「コードネームU.N.C.L.E.」で観た、ただの可愛らしい女の子はそこになく、こんなに複雑な演技を出来る女優さんだと知らなかったので、これから、大注目だと思いました(*^▽^*) 本作を観る前に、“リリー・エルベ”の事を調べてから観てしまったのですが、知らないで観た方が、楽しめると思います。知っていても、ラストは、涙を堪え切れなかったです。素晴らしい真実の愛の物語でした。2016年公開。
このデジログへのコメント
凄く感動されたのが、とっても伝わってきました。。。
絶対見たい映画になったよ(^.^)/~~
> はらぺこさん
もう公開されているので、是非!すごく良かったですけど、余韻に浸れる時間がなかったので、少し消化不良です。
今日、「サクラサク」を見ました(^^
結構良かったですよ(^O^
> はらぺこさん
「サクラサク」試写当たったけど行けなかった作品です。面白いのか~観たいな。ちょっと体調崩してて今週3本行く予定が全部なしになりそうです(>_<)
体調、、大丈夫かな?
心配です(T_T)
早く良くなります様に。。。
> はらぺこさん
ちょっと治るめどが立たない感じで毎日痛みと戦っていて時々パニックになるくらい辛いです。やっぱり今日映画に行けなかったのはダメージ大きいです(;_;)早く良くなりたい。。。
> ロイ☆さん
こういう愛し愛され方をする夫婦に憧れます。エディ・レッドメインはいつも繊細でいて大胆。対極にいるものを同時に表現できる俳優さんは希少です。
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