- 名前
- ヴォーゲル
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- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- もう海外在住29年、定年もそろそろ始まり、人生のソフト・ランディング、心に浮かぶこと...
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Jazz Live 今年の聴き初め
2007年02月06日 01:08
Tom Beek Quintet 24-01-07 Burcht, Leiden
Tom Beek (ts.)
Martijnvan Iterson (Gibson g.)
Karel Boehlee (fender Rhodes)
Jeroen Vierdag (Ele b., b.)
Marcel Serierse (ds.)
私には今年のジャズライブの聴き初めとなるもので、地元でもありゆっくり食事の後8時のニュースをみて自転車で来ても上のカフェーでは知り合いがいるもののそれらはジャズには興味がなさそうだったので久しぶりに暮れから新年の世間話をしてからぼちぼちと集まり始めた地下の会議室然とした殺風景な大き目の空間に下りるとセッテイングを終えようとしているメンバーにいき合わせその前の70席ほども並んだパイプ椅子に落ち着いた。この日は愛好会の新年会だったのか普通は1500円ぐらい取る入場料が無料だった。 市や国からの予算が余ったのかも知れないが、まあ、それはいいとしよう。
ここはギターとキーボードの生まれ育った町でもあり、また、それぞれ昔から地元でジャズを育ててきた会員平均年齢は60に近いかという愛好会の主宰でもある。 なんせ、長老たちの話を聴くだけでも涎が出そうな、ジャズの英雄達をずらずらと間近に生で聴いてきた伝統は今もつながっている。 ま、そういえば去年の聴き収めもここから50mぐらいしか離れていないところだし、ギターも同じでそのとき早めに帰省前の年末年始の挨拶をして今日またその繰り返しとなった。
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/folder/39636.html
エレキベース、キーボード、ギターが音あわせに各自楽器をいじりながらも出てくるフレーズが電気楽器を使って活躍していた70年代のマイルスバンドの音を充分思わせるし、ベースが遊んで80年代マイルスの「ジャン・ピエール」のフレーズを出すとギターが前回はソリッドだったものが今回は師匠譲りのギブソンで応え、それに日頃は誠に端正で繊細な日本でもハーモニカのトゥーツ・シールマンのピアニストでもあるキーボードはなんと、破壊願望でもあるのか機械の調整をしながらマイルスのキーボードをまねて遊んでいるのだった。
このバンドについては1年前にこの場所で聴いてそのメモも書いた。
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/24074540.html?p=3&pm=l
その後ネットでみて日本でも紹介されているのに驚いた。 本人に問えば自分はいけなかったけど前のファンクフュージョングループのメンバーが10,11月に日本で演奏旅行をしたらしかった。
http://www.bls-act.co.jp/music/detail.php?wpid=5415&ltid=25
サンプルはTBのこのサイトで聴ける。
http://www.tombeek.nl/03/cd_ned.html
1stset
1)Mr. DJ
2)Nefertiti
3)Under the Sun
4)Treasurer
5)Marathon
2nd Set
6)Caravan
7)White & Blue
8)Ancara
9)Orde For John Coltrane
10)Grand Central
1,3,4,5,7,9,10と4を除いて自作のCDに納められた曲でその間に同じくテナー奏者、マイルスバンド、ウエザーリポートなどで活躍したW.ショーターの2)、オランダマルチキーボードで定評のあるミヒル・ボルストラップのトルコの首都を名前に持つ8)を配し、また今のテナーマンでは無視することの出来ないシートオブサウンドに敬意を表しての9)と聴き所の多く、また一年経って一層の味が増したバンドである。
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