梅雨明けすっきり阪神

猛虎打線爆発！１２安打快勝で首位に再接近
2010/7/17 21:17 配信サンケイスポーツ
猛虎打線爆発！１２安打快勝で首位に再接近
２回、先制の１６号２ランを放つ阪神・城島＝神宮（撮影・小倉元司）（写真：サンケイスポーツ）

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　（セ・リーグ、ヤクルト５－９阪神、１３回戦、阪神８勝５敗、１７日、神宮）阪神は打線が爆発。城島が先制２ラン、３番マートンの２点適時打、４番新井の２ランなどで序盤に６点を奪って快勝した。マートンのはこの日５打数４安打３打点の活躍。


　梅雨明けと同時に、猛虎打線に再び火がついた。口火を切ったのは城島だ。

　二回、新井の四球を足がかりに二死二塁とすると、直球をたたいて左中間席に先制の１６号２ラン。本人は「たまたまです」控えめだが、この一発で打線を勢いに乗せた。

　三回は一死二、三塁で今もっとも頼れる男、マートン。「早く追加点がほしかったのでよかった。良いところに転がってくれた」という貴重な２点適時打。

　さらに新井が左翼席へ１１号２ランを放ち「押せ押せムードだったので初球から思い切りいくと決めていました」と声を弾ませた。

　四回には、二死三塁から二ゴロでヘッドスライディングした平野が、アウトの判定に激高。ヘルメットをたたきつけた行為が審判への侮辱行為とみなされ退場になると、ベンチを飛び出してきた和田打撃コーチも暴行行為で退場処分となった。

　想定外のところでヒートアップしたが、五回にも２点、６回にも１点を追加して試合の流れを完全に引き寄せた。

　金本が守備に復帰した前日１６日は、わずか１得点で敗北したが、打線の心配はもういらない。デーゲームで敗れた首位・巨人に再び１・５差。前半戦残り４試合、この勢いでフィニッシュする。