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巨人も負けてるのに・・・・・
2010年07月11日 03:41
阪神、肉薄ならず…横浜に敗れ首位巨人に1・5差のまま
2010/7/10 21:05 配信サンケイスポーツ
阪神、肉薄ならず…横浜に敗れ首位巨人に1・5差のまま
7回、平野の失策で勝ち越しを許す=甲子園(撮影・加藤孝規)(写真:サンケイスポーツ
(セ・リーグ、阪神3-4横浜、9回戦、阪神5勝4敗、10日、甲子園)阪神は、二回に浅井の2ランで先制したが、先発の鶴が横浜の反撃を抑えきれず3失点。1点ビハインドで登板した久保田も失点し、3-4で敗れたため、首位巨人とのゲーム差は変わらなかった。
【写真で見る】阪神、先制も逃げ切れず…浅井が奮闘
まだ明るさの残る聖地で、鮮やかに先制攻撃を繰り出した。強力なクリーンアップを切り抜けても、虎の下位打線にはあなどれない男たちがいる。林と浅井。7、8番コンビが貴重な先制点を奪った。
0-0の二回だ。一死から林が左中間突破の二塁打でチャンスを作ると、『8番・中堅』が続いた。1ボールからの2球目。横浜先発・清水の直球を思い切りよく振り抜いた。美しい弧を描いた打球が、左翼フェンスを越えて跳ねた。「1、2、3で振り抜いたらホームランになりました」
6月7日のソフトバンク戦(甲子園)で杉内から放って以来、約1カ月ぶりとなる今季2発目が、待望の先制2ラン。7月に入ってからこの試合前までの8戦で、23打数10安打の打率・435と絶好調な8番打者が、試合の流れを引き寄せた。
首位・巨人に1・5ゲーム差と迫って迎えた横浜との2戦目。先発した清水とは今季2度の対戦で2敗。防御率2・92と相性は悪かった。パ・リーグ時代から何度も対戦してきた城島は試合前、「どの変化球も曲がりが小さい。空振りをしない反面、前に飛ばない。コントロールもいいし、同じ軌道からキュッと曲がる」と特徴を話した。
一筋縄ではいかない難敵を相手に、序盤は好調な強力打線が勢いの違いを見せつけたが、徐々に流れを引き戻された。四回は城島の左前打で作った二死一塁から浅井が右前へ。今季5度目のマルチ安打を記録する一打で好機を拡大したが、そこから七回まで“無音”。打者10人を完ぺきに封じ込められる間に、鶴が六回に同点弾を浴び、平野が痛恨のタイムリーエラー。逆転を許した。1点を追う九回には久保田が登板も、先頭のハーパーに二塁打を許すと、藤田に右前に運ばれ失点。
最終回はマウンドから清水を引きずりおろし、1点を返して尚も二死二、三塁の好機に代打桧山と粘った。しかし最後は横浜の守護神山口の150キロを超える直球の前に力のない左飛に倒れ、ジ・エンド。試合開始時には、“追い風”が吹いていた。デーゲームを行っていた首位・巨人が、中日に敗れていた。5月2日にゲーム差なしで首位に立って以来、最接近となる0・5差へ。宿敵に肉薄する大チャンスだったが、2点の先制点を生かし切れなかった。
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