小嶋はまぁ～まぁ～

阪神・小嶋、３年ぶりの開幕ローテ入り当確ランプ
５回を投げ１失点の小嶋、開幕ローテ当確だ

　＜広島７－１阪神＞先発ローテ当確や。阪神・小嶋達也投手（２４）が１２日の広島戦（スカイマーク）に先発。４番・栗原を３打数ノーヒットに封じるなど、５回１失点の好投を見せた。ドラフト１位・二神との“直接対決”を制し、入団した０７年以来、３年ぶりとなる開幕ローテーション入りが内定した。

　▼阪神・小嶋　失点とか安打とかは気にしていなかった。自分のピッチングを見せようと思ってやっていた。調子は悪くなかったけど球数が多かったのはよくなかった。自分の有利なカウントで進めていきたかったんですが。そこをもっと意識してやっていかないといけない。目標は開幕を１軍で迎えること。チャンスをもらえているのでしっかりやっていきたい。

　▼阪神・真弓監督　開幕ローテ前進？小嶋の方はね。



２回６失点２軍落ち…阪神・二神、開幕絶望
2010/3/13 7:52 配信サンケイスポーツ

　オープン戦（阪神１－７広島、１２日、スカイマーク）阪神のドラフト１位・二神一人投手（２２）＝法大＝が広島戦（スカイＭ）でプロ初被弾を含む２回７安打６失点と打ち込まれた。試合後、２軍調整が決定し、開幕ローテ争いから脱落した。

　力尽きた。二神が２回７安打６失点と鯉打線につかまった。試合後のコーチ会議では疲労の影響が大きいとして、２軍落ちが決定。大卒ルーキーでは１９７０年の上田二朗（６２）＝現球団本部付部長＝以来、４０年ぶりの開幕ローテ入りは消えた。

　「結果もですし、実力不足。たくさん安打を打たれましたし、ボール自体も弱かった。自分の力がこれぐらいだというのがはっきり出ていると思います」

　生き残りを懸け、六回から出陣。本来の制球力と球のキレは影を潜めていた。ヒューバーにオープン戦初の四球を与えるなど、一死二、三塁のピンチを背負うと、石原に左前適時打を浴びた。代打のベテラン・前田智への初球、外角を狙った１３５キロ直球が高めに甘く入り、右翼スタンドに運ばれた。

　「胸を借りるつもりで投げましたがきれいに打たれました」

　３ランを浴び、この回４失点。続く七回にも４安打で２点を失い、降板した。キャンプ中に故障で離脱したＤ２左腕・藤原正典投手（立命大）とともに新人開幕ローテは消えた。誤算続きの真弓監督は「ちょっと球威が落ちているね。このままだったら、なかなか（ローテに）入らないわな」と力不足を認めた。

　２月１３日の日本ハム戦（宜野座）で今季初対外試合の“開幕投手”を務め、この日までは実戦４試合（紅白１、練習試合１）で１１回を投げ、防御率１・６４。山口投手コーチは「ここまでよく引っ張ってくれた」とねぎらいの言葉をかけたが「体の弱さを感じていたから、このままやっていたら（フォームなど）直るものも直らない。もう一回（２軍で）やり直してもらうよ」と説明。出直しとなった。今後２軍で１、２週間ほどノースロー調整の期間を作り、先発投手として再出発をはかる。

　「きょうの反省をしっかりと次に生かせるようにしたい」

　開幕ローテには入れなかったが、得たものは大きい。虎の将来を背負って立つエースになるための糧にする。
[ 2010/3/13 7:52 更新 ]
サンケイスポーツ