デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

オマリー解雇

2009年11月28日 08:09

オマリー解雇

オマリーは、もういりまへ~ん! ここ数年来の虎のアキレス腱についにメスが入った。オマリー駐米スカウトとの契約解除が決定。沼沢球団部長が“更迭”の理由を明かした。

 「失敗続きですから…。ショック療法という意味合いもあります。人心を一新する意味で、契約を更新しません」

 度重なる外国人補強の失敗を反省した球団が、遅すぎるぐらいの刷新人事に踏み切った。契約は今月いっぱいで、近日中に正式発表される。

 現役時代は日本在籍6年間(阪神4年、ヤクルト2年)すべてで、打率3割以上をマークした超優良助っ人だった。星野政権の2002、03年には特命コーチとしてオリックスから加入したアリアスらをサポート。その実績を買われ、04年から駐米スカウトとして外国人補強作業に加わった。

 が、最近の助っ人で活躍したのはアリアス、シーツの国内球団からの移籍組だけ。電鉄本社で取材に応じた坂井オーナーは「実績がないからとか、懲罰的な人事ではありません。ただ、見直していかないといけない時期」とオブラートに包んだが、スペンサー(05、06年)、フォード(08年)、今季のメンチら、オマリー氏が獲得に携わった外国人は全員失敗という惨状。年俸総額4億4000万円の“ムダ金”を、見過ごすことはできなかった。

 早くから、そのスカウティングには疑問の声があがっていた。実際に岡田前監督時代の05年オフには契約解除が内定しながら、なぜか通告が行われず、翌春キャンプに来日。契約が延長されるという信じられない事態も起こった。

 さらに、現場で問題視されたのが、キャンプ中のオマリー氏の過剰指導。打撃投手まで積極的に務める姿勢は感謝されたものの、キャンプ初日からマンツーマンであれこれアドバイスコーチ陣との指導内容の食い違いも表面化し、助っ人に混乱をもたらす要因にもなっていた。日本語を理解し、日本野球を知り尽くしたプラス面では補えないマイナス部分に、球団が断を下した。

 後任は置かず、シーツ駐米スカウトに全権委任。4月に就任したばかりだが、オマリー氏と違い、球団首脳からは「リポートも細かく真面目」と評価は高く、今後は“シーツルート”を中心に調査を進めていく。

 「甲子園球場駐車場はありまへ~ん」のフレーズでお馴染みのCMに出演。ファンに愛され、親しまれてきた男が、あまりにも寂しい形でタイガースを去る。

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

kyoujii

  • メールを送信する

kyoujiiさんの最近のデジログ

<2009年11月>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30