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下柳お疲れ?・・・・・
2009年06月12日 07:23
<西武>継投で逃げ切り3連勝 阪神は下柳の乱調響き3連敗
毎日新聞 - 2009/6/11 21:19
◇プロ野球・交流戦(11日)
○西武6-5阪神●(西武ドーム)
西武が3連勝。二回2死満塁で、栗山が右中間への走者一掃の三塁打を打ち、続く中島も「まだ走者がいたので打ててよかった」と左前適時打を放ち、この回5点を挙げた。先発のワズディンは6回5失点で、その後は継投で逃げ切った。阪神は下柳の乱調が響いて3連敗。
▽西武・渡辺監督 ワズディンの後、三井が(2回無失点と)いい投球をした。頼もしい投手が1枚加わった。
▽阪神・真弓監督 (下柳は)ちょっと重かったね。打線が上がってくると投手陣は本来しっかりしているので、かみ合ってくるのではないかな。
○…二回の5得点で阪神先発の下柳をマウンドから引きずり降ろした西武の渡辺監督は「低めの球を振らないよう徹底できた」。二回2死満塁で、栗山が右中間に放った勝ち越しの三塁打も、1球目、3球目と外角低めのスライダーを見極め、4球目の真ん中高めのスライダーを確実にとらえた。
5月27日の阪神戦では下柳から7回で1点しか取れずに敗れた反省から対策を練った。試合前に首脳陣が「低めの球に手を出さない」よう指示。雪辱を果たし、栗山も「しっかり甘い球を打つことができ、よかった」と喜んだ。
○…大量得点を挙げた二回、貴重な3点適時三塁打を放った西武の栗山は「しっかり甘い球を打つことができた」。2死満塁で、阪神・下柳の真ん中高めに甘く入るスライダーをはじき返した。右中間を破る走者一掃の一打に「満塁で、余計なことを考えなかったのがよかった」。
6月に入ってからの7試合で、無安打に終わったのは中日戦(7、8日)の2試合だけ。開幕から打撃不振に陥ったため、球を見やすいようオープンスタンスを試すなど試行錯誤してきた。その努力がようやく実を結んできた。
○…阪神は投打がかみ合わない。打線は3番に回った新井が2試合連続アーチ、新加入のブラゼルも古巣の西武相手に右越え2ランと調子を上げてきたが、チームトップの5勝を挙げている先発・下柳が5失点で2回降板。自責点1が示すように失策絡みでピンチが広がる不運もあったが、「(失策は)関係ない。おれが悪いだけ。悔いが残る」と弁解しなかった。
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