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新甲子園で仕切りなおし

2009年04月07日 08:19

新甲子園で仕切りなおし

今日から新装甲子園広島戦○○○。貯金作らねば!

虎党はすでに“断”!7番メンチ、カヤの外…それでも虎将使う
サンケイスポーツ - 2009/4/6 11:53

 (セ・リーグ阪神6-7ヤクルト、3回戦、ヤクルト2勝1敗、5日、京セラ大阪虎党からブーイングが巻き起こった。「帰れ!」、「代われ!」。容赦のない野次がとぶ。

 六回の守備。相川の二飛を追い、平野と交錯。右ひざを踏まれ、メンチがうずくまった。『メンチ選手、ただいま治療中です』。場内アナウンスに、スタンドからは交代を促すようにブーイングが起こったのだ。これが現実。ファンの思い…。“逆風”の中、直後の六回の打席で三飛に倒れると、七回からは右翼桜井と代わり、ベンチへと下がった。

 「長い目では見ない」と開幕直前に指揮官が猶予期間とみなした開幕3連戦。11打数安打、3三振という最悪の結果にも、真弓監督は“断”を下さなかった。

 「甲子園でもスタメンで? うん。行くよ」

 試合後、きっぱり言い切った。7日からの広島連戦にもメンチを使う。この試合は6番から7番へ。「メンチを楽なところで打たそうかな、と」。3試合目で早々と打順を降格した。当分、7番で様子をみるつもりなのだ。

 すがる思い? 唯一の兆しを信じた。一回。新6番・関本の一打で逆転し、なお二死二塁でメンチに回った。3球目は左翼ポール上を行く大飛球。惜しくもファウルに終わったが、メジャー通算89発のパワーの片りんを垣間見せた。

 強打した右ひざは軽症だった。アイシングを終えるとメンチは、気持ちを入れ替えた。「ひざは大丈夫。打撃もよくなっている。3試合ナーバスになったが、あしたゆっくり休んで、また甲子園から頑張るよ」。苦境から本拠地で再スタートを切る。

 真弓監督も「(調子は)よくはなっている。1本出たら、変わってくる」と言う。虎党はもう“断”を下しているのだが…。(堀 啓介)

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