だけど言葉で何が言える？

生まれて初めて行ったライヴがRCサクセションでした。

中学２年の時だったはず。場所は神戸の親和女子大（藤原紀香の

出身校）学園祭の一環でした。チケット代は１０００円（笑）

映画代より安かったですね。

前座は当時デビューしたてのハウンド・ドッグ。

今思うと贅沢な組み合わせですね。

ハウンド・ドッグに関しては事前知識は全くなくて

ﾊﾞﾝﾄﾞ名からロックンロールﾊﾞﾝﾄﾞだろうと思ったら

やっぱりそうでした（笑）この頃はシンプルでよかったのですが

段々産業ロック化していって、聞かなくなりました（ファンの方

ごめんなさい）

RCに関しては傑作ライヴｱﾙﾊﾞﾑ「ラプソディー」を聞きまくって

いたのでほぼそのｱﾙﾊﾞﾑ通りに演奏して、所々に新曲や

過去曲を交えた最高なセットでした。

彼らの素晴らしいのは英米の一流ﾊﾞﾝﾄﾞが持っている「ユーモア」

を体言していたことです。カッコ良さと笑いは紙一重です。

逆に今、音楽やる子達は遊び心が足りない気がする。

シリアスにやるだけなのはかっこ悪いよ（笑）

何故か仲井戸麗市の「メリークリスマス！」の掛け声で

始まりました（笑）確か暑い時期だった気がします（笑）

「親和女子大だからってシンナーばっかり吸ってたらダメだぜ」

とお約束も交えながら最後は「上を向いて歩こう～きもちE」

のメドレーでフィナーレ。感動で声が出なかったです。

あれから２８年。ご存知の通り、忌野氏は完治したはずの

ｶﾞﾝが再発。またもや活動停止になってしまいました。

あんなふわふわ雲みたいなおっさんは他におりません。

きっと何事も無かったような顔してもどってくるはず。

僕は信じております。


https://jp.youtube.com/watch?v=xl87agHPz7M