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- 人生は元々「機会不均等」なものです。その中で如何に自分自身ベストを尽くすかを昔から求...
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レビュー書きまくり
2007年12月15日 00:26
ヅカではなく(勿論)ブックレビューです。分からない本も混じっているかと思いますが、そこはさらっとスルーしてください。MIXIの自己投稿文の転載です。
『めっちゃ使える!機械便利帳―すぐに調べる設計者の宝物』
説明 2006
日刊工業新聞社
山田 学
レビュー:この本は私のいまのところの本業:バイヤーをするにあたりどうしても機械図面を読まなければならない必要に駆られて購入しました。図面に入っている溶接などの記号、材質、精度公差などについて簡明にかつ分かりやすく書かれている。私のような事務職でも何とか使える本です。少々お高いですが、買って見るだけの価値はあります。
作成日時 2007年12月14日 10:37
『「談合国家」は衰亡する―公共事業のエトスを求めて』
説明 1993
日経
前田 邦夫
レビュー:この本の著者は、実は私が最初に勤めていたゼネコンにて常務でおられたあと、某大学の教授になられてから書かれた本。内容はそのものずばりで、当時ゼネコン汚職が話題である中、まだまだ指名競争入札が公共工事での主流で、談合も当たり前に行われていた時代に、談合による「悪の部分」を炙り出し、公共事業の望ましいあり方について書かれた本。とはいえ現在でも、大型公共工事において談合が根絶されているか、となると?が付かざるを得ない。ある意味止むを得ない部分もあるものの納税者の立場としては出来るだけ無駄のない事業執行がされることをただ希望するのみである。
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作成日時 2007年12月14日 10:18
『青函連絡船ものがたり』
説明
朝日新聞社
坂本幸四郎
レビュー:さすがにこの本はアマゾンでも画像がなかったようですね。20年前に刊行された朝日文庫に収録されている本です。今ではなかなか入手できないと思います。
一言で言えば青函連絡船の通信長として、その歴史・洞爺丸台風の惨劇・乗務の実際等を一気に読ませてくれる。
ちなみに著者は洞爺丸台風が函館を襲った際、多数の船が遭難した中で無事帰還した数少ない船舶である当時の石狩丸にて、洞爺丸始め数多くの船舶が置かれた状況を主に無線交信、または後日談により再構成され、その時の状況を緊迫感をもって再現されている。また船乗りとして、船を取り巻くさまざまなエピソードを書き連ねておられるが、特に海に向ける彼の思い:巻末に近い所に書かれている「人は自然の非情の前に、言葉を失い立ちすくむ。言葉を超えた肉化した心で、自然のありようを受け入れる。自然からは、有情と非情を受け取る以外に,なすすべがない。自然と生命を分かち合う以外に、生きようがない。」との一文には心打つものがある。洞爺丸の非情を目の当たりにした方の言葉だけに。
作成日時 2007年12月14日 10:11
『脳治療革命の朝(あした) 』
説明 2002
文芸春秋
柳田 邦男
レビュー 既に退官されたようだがある脳外科医(教授)が編み出した「能低温療法」により、それまでの常識ならばとっくに亡くなっていたであろう患者の「蘇生点」を生の側へ劇的に動かすことに成功した医療の記録。
勿論ドクターも、生還した患者もすばらしいが、私が着目したのはそうした医療にかかる負担をものともせず、自分達の仕事のモチベーションを常に上げ続け、時に落ち込んだ時に支えあい、ドクターの掲げる医療方針を実現させた看護師達のパッションである。自主的に仕事に取り組むことのすばらしさを描いていて好著。
作成日時 2007年12月14日 09:58
『夜と霧―ドイツ強制収容所の体験記録』
説明 1985
みすず書房
V.E.フランクル, 霜山 徳爾
レビュー:あるユダヤ人の「強制収用所」での出来事を日記風に淡々と書かれた本。
著者は心理学者であり、通常なら誰も書き得ない言語表現すら困難な極限の体験を、まるで詩的にすら思える落ち着いた筆致で書き連ねた名作。私が精神的な世界に興味を持つようになった、ある意味きっかけとなった著作の一つ。最初この著作に書かれている世界観について、なかなか現実感を持って受け取ることは出来ないかもしれない。ゆっくり読まれることをお勧めします。
作成日時 2007年12月14日 09:48
『精神科ER緊急救命室』
説明 2005
マキノ出版
備瀬哲弘
レビュー:この本は実際に読んでから随分時間がたっています。MIXI上で結構精神病関係の話が出ていたので、私の手持ちの本からこれを紹介します。先ずはとあるレビューから抜粋(以下引用)
本書の舞台となっているは、都立の府中病院のER(救急外来)である。
そこは総合病院であり、休日夜間の患者の受け入れ先だ。精神科救急のシステムは都道府県によって異なっている。東京都の場合は、府中の他にあと3つの都立病院が、受け入れ先となっていて、特別な理由がない限り一晩で他の精神科病院に転院になるという。そのことについても本書ではじめて知ったが、そのシステムが適正かどうかは、一概には言えないが、自分がその立場だったらと思うと・・・・
例えばリストカットで運び込まれる患者、仕事の多忙さがピークに達し突然叫びだす患者、アルコール依存症などなどで「急患」として運び込まれる患者に対峙し続けたドクターが書かれた本。精神疾患についての分かりやすいが少々きつい入門書としても使える。
作成日時 2007年12月14日 09:41
『君たちに明日はない』
説明 2005
新潮社
垣根 涼介
レビュー:いまは新潮文庫でも読めるようだが、私が持っているのはオリジナルの初版本。もともとは悪友からのご紹介。
この本、一言で言えば「リストラ請負」会社を描いた作品。ただ単に首を切るだけなら人事でも出来そうなことだが?どうしても私情が絡みがちになるので「目的遂行」のためリストラの仕事をこういった会社に「業務委託」する会社が世の中にはあるらしい。そこに勤める腕利きのリストラマンの日常を描いた作品。でもただただリストラするだけの「冷たい」人間でなく、時に相手の感情を汲み取りつつ相手に入り込む主人公の姿には時に温かさすら感じる。
作成日時 2007年12月14日 09:32
『砂漠でみつけた一冊の絵本』
説明 2004
岩波書店
柳田 邦男
レビュー:今まさに読み続けている本で、本来のレビューの意味にはならないかもしれないが、私がこの方の著作を読む際に、著者への見方を変えてしまった本。
絵本、は作者も書かれているようにシンプルなメッセージと美しい絵を組み合わせて読者に分かり易くその世界観を書き現したものだと思う。その表現によって、特に子供向けに書かれていたとしても、大人にとり考え直させてくれることが多い。ゆっくり一文一文の世界観をイメージしながらその絵の世界にどっぷりと浸かる。そのための入門書と考えればよい。
作成日時 2007年12月14日 09:24
MIXIのレビュー欄に一気に書きこみました。次はいつしよう?
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