米長期金利4.99%を付けるは政策金利上げを抑制出来る。

米10年長期金利4.99%を付けたが、これを受けて株式市場、リート市場は当然ながら下落している。
ただこの10年物金利の上昇は、次回FOMCでの利上げ抑制に働く。
事実FOMCメンバーやパウエル議長もその種の発言をしています。
こういう発言をしている以上、次回のFOMCでの0.25Pの利上げは無いと言う事です。
アメリカの経済情勢は好調な数字が出て来ていますから、もう1回政策金利が上がると見ても
決しておかしくはないですが、10年物長期金利がこれだけ上げっていますから
これが金融引き締めと同じ意味を持つわけです。
当然ローン金利(車や住宅ローン金利）は上がるし、株や投信も下がるわけで、消費に確実に影響(消費減)するわけです。
これが政策金利上昇に代替するという理由です。