エンゲル係数400万以下世帯で31%

400万以下世帯でエンゲル係数31%まで上がった。
この水準は1970年代後半に当たる。第２次オイルショックの頃だ。
あの頃は給料も上がったが、それ以上にインフレがひどく、今の状況と似てなくもない。
エンゲル係数は低所得世帯ほど高くなる。食費は抑えるにしても限度があるからだ。
食料は直近で前年同月比で9%高でこれも40年振りの伸び率である。
どこまで上がるのか。野菜も高騰、魚も高い。今年は新米も昨年ほど安くない。
上がっているのを列挙するとキリがない。
理髪代、ケーキ屋、パン屋、車の修理代までびっくりするほど上がっている。
比較的上がっていないのが個人向け賃料だ。日本はアメリカと違って賃料がほとんど上がっていない。
これは日本の特徴だな。賃料だって次回更新時はかなりの値上げをして来るだろう。
これでは連合のいう５％以上どころか7%以上の賃上げが無いと生活が苦しくなる。
食費をどうにか切り詰めるしかない苦しい時代が続くよなー。