米商業用不動産の危機？

この所の金融不安騒ぎで、米商業用不動産運用の危機が話題に上っている。
危機騒ぎは、コロナ禍での空室率の増加と、銀行の融資規制が強化されるという２点から来ている。
空室率はコロナでの在宅勤務から大都会でのオフィスビルの空室率が上がっている。
SVBの破綻騒ぎで、中小銀行の融資規制が強化される見通しで、これも商業不動産の運営には
ネガティブになるものだ。
アメリカがこれから経済不況いわゆるハードランディングに陥る可能性は残されている。
現に米リート指数は最低水準に落ちている。この所、金融不安が遠のいて少し値は戻しているが
まだまだ底値に着地したとも言えにくい。
悩ましい事だがFRBだって今後金利をあと１回利上げして行けば良いのか、今年中の利下げをしなくてはいけないあるのか、多分彼らだって分からないだろう。
ともかく世界情勢にはいつもながら注視して行く必要があると思います。
何が起きるか分からない時代ですよ。
ただ縮こまっているだけでもだめです。難しいかじ取りです。