栄エンジンの復活

現在の民間小型機のエンジンは、いずれ電気モーターとかになって行くのだろう。
現在小型機はエンジンを使用しているわけだが、さほど性能が良いわけではない。
それなら日本が大東亜戦争時使用していた栄エンジン（隼やゼロ戦のエンジン）を使用した方が
よほど安定した飛行が出来る。
省エネだしね。ただ980馬力もあるから、セスナに対しては馬力有り過ぎかも知れない。
栄エンジンはゼロ戦で1.2万機以上、隼で約6000機生産されたから、かなりの量産をしている。
しかしゼロ戦や隼のエンジントラブルはかなり少なく、あの当時の整備状況からすれば
かなり優秀なエンジンであった事は間違いない。
栄エンジンの正式名称は空冷星型複列14気筒エンジンで排気量28Lです。
これほどのエンジンを1940年辺りから量産していたわけですから、凄いもんだったわけです。
量産メーカーは中島飛行機です。
アメリカの空襲で、まず一番初めに狙われたのが中島飛行機の武蔵野工場だったのは納得出来ます。
日本の軍需産業の要だったわけですからね。
この栄エンジンを復活させて現代でもセスナとか他の小型機に採用しても全く問題ない気がします。
大東亜戦争の時代、日本が全くアメリカの技術に歯が立たなかったわけでもないのです。