日本は世界の標準を握れない？

日本は過去いくつもの世界標準を握れる技術があった。
例えばNHKのアナログハイビジョン放送
これは当時テレビ放送では画期的なものだったがついに世界で認められなかった。
NTTのiモード。この技術も正に当時先進的だったが、携帯でこの技術で日本に独占されるのを嫌われたせいか世界に全く広がる事もなく、事業としては大失敗に終わる。
日本は世界標準化団体への出席が少ない。
そもそも日本の会社は、社内でこういう団体への出席に重きを置いていない。
韓国や中国の企業は日本とは逆で、例えばファーウエイなどは800以上の標準化団体に参加している。
まあ世界標準になればどれだけのリターンがあるか。計り知れないのだ。
いま日本は、次世代６GでNTTとKDDIが共同で進めているIOWNアイオンがある。
この技術は世界標準になる要素を十分秘めている。
アイオンが世界標準となるべく日本政府がNTTと共同戦線を張っても良い位の価値がある。
もう既に携帯通信標準化団体３GPPへの出席は無論しているのだろうが、
次回の６Gでは日本が世界標準を是非とも獲得してもらいたいものである。