次回FOMCと日銀決定会合はどうなるか

次回FOMCは来月5月2から3日にかけてであるが、利上げはほぼ0.25%で折込み済みである。
パウエル議長はどう発言するかが次回の焦点である。
政策金利上げが今回で打ち止めを匂わせる発言になるのか、はたまた経済指標を今後も注視する
という発言になるのかで、相場へのインパクトがまるっきり変わって来る。
発言の予測は全く分かりません。
経済指標はまだまだ強いものもありますから、打ち止めとは言えない雰囲気が漂っている気がします。
そうなると円安の継続となり日本株には良いでしょう。
逆に景気後退がさらに意識され、又噂になっている商業用不動産に取っては悪い傾向になります。
金融不安の芽を潰す事を考えれば、金利上げは打ち止めの方が良いに決まっています。
総合的に判断すれば、金融不安の芽を出来るだけだけなくすのが
FRBに取って最優先課題となると思います。
金利打ち止めの方が、大きな波乱を起こすリスクが少なくなりますから、こちらを優先すべきです。

4/27次回日銀決定会合に関しては、波乱なく済ませると思います。
次々回の7月会合では大きな動きがあるかも知れません。
10年物国債金利を1%まで許容する可能性は高いと思います。
そうなると2～3円の円高となり、株式市場も500円程度の調整があるかも知れません。