IOWN(アイオン)総会に118社参加

昨日大阪でNTTが主催するIOWNの総会があった。
海外からはインテル、マイクロソフト、ノキア、中華通信（台湾）などが参加。
日本からはIOWNでの提携先のKDDIはじめソニー、富士通が参加。
全体で118社の企業が結集した。
NTTは、以前大失敗したiモードの轍を踏まない様に、国際的な連合体制でIOWNアイオンを進めて行こうとしている。
まあこれで次世代通信網の６GでIOWNが採用される素地が整って来た感がある。
岸田総理からも国家プロジェクトとして取り上げるとの意向が提示されている。
但しこの会合には中国ロシアの企業は参加していない。
不気味なのは中国で、IOWNに似た光信号で通信しようとする研究がなされており、基本コンセプトは
NTTと同じ感じがする。
確かにIOWNが西側で正式に採用され運用されて行くと、次世代通信網の６G下で実現して行く自動運転とかメタバースの実用化に後れを取ってしまうから、中国は何が何でも次世代通信網で独自の技術が
必要になる。
中国の常套手段だが、屁理屈で偽物IOWNが自分らの技術だと主張するだろう。
常識に掛からないから実に厄介な相手だ。
EVで中国勢に競り負ける危険がかなりあり、自動車産業は危機的状況にある。
日本は何で食って行くのか真剣に考える必要がある。
次世代通信網の６GでIOWNが採用されれば、そこに不随して来る自動運転やらメタバース、光半導体、携帯端末や次世代デジタル家電の巻き返しも可能になる。
日本に取ってこのIOWNが救世主になるだろう。というかしなくてはいけない。