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回顧録-その1

2007年07月16日 15:10

タイトルが大袈裟ですが、過去を振り返り、断片的ですが思い出に残る事項を綴ってみたいと思い書く事にした。

[女性を意識し始めた頃](初ドキ偏)

その前に私の生い立ちを多少なりとも掻い摘んでお話しておいた方が、その場面その場面での私の心境が掴み易いと思う。

私の両親は再婚同士、しかも父は3人の子連れで母より15歳も年上です。
父の方は先妻が亡くなり十数年経過していて、
母は離婚し数年してからの出会いである。

再婚後直ぐに私が生まれるが、その時は既に先妻の子供は、一番上が男で16,7歳、次が女で14,5歳そして一番下の姉が11歳頃だった。

私が物心ついた頃は兄弟は既に大人で勤めていた。
だから私は両親にも又兄弟にも可愛がられて育てられた。実情一人っ子の様な感じでした。
その分、何時も大人の話の中に居て色々聞かされていたせいで耳年増になっていたと思う。ただ夫々の言葉の意味は理解はしていないが。

その頃近所では何件かの家では、テレビ、電話があったが、我家は裕福ではないので、それらには縁遠かったが、それ自体に対して何の不満も感じてはいなかった。

その様な家庭で精神的には何不自由なく育った。

我家には姉が二人居たが、女としての意識も無かった。

私が小学校の高学年の頃兄が結婚しもう一人義姉が増えた。
その義姉も私を可愛がってくれて、学校から帰るとよく話したりした。その当時未だ私は兄弟が異母兄弟だとは聞かされてなく、本当の実兄弟だと思っていたせいか、兄嫁に対してははっきりとした気持ちの表現が見当たらないが、姉達とは私の感じ方が違っていた。

私が中学になってからのある夏の暑い日に、庭でたらいに水を入れて海パンになって水浴びをしていた。
そこへ兄嫁が何時もの様に私に話しかけながら縁側に来てしゃがんだ。
私はたらいから出てその前に屈んだ時、兄嫁のスカートの中が丸見えになった。兄嫁はスカートのまま丁度M字開脚の形だったから。
私は直ぐに目をそらし立ち上がったが、その残像が脳裏に焼きつき、次第に海パンの前部が張ってきた。

何故そうなのかわからなかったが、何となく気恥ずかしく、なるべく兄嫁に見られない様に身体を斜めにしたまま話ていたのを今でも覚えている。
そのことは今まで誰にも話していなかったが、先日兄に電話した時に義姉と話していて、「実は・・・」半分冗談交じりで初めて話した。

「じゃ、Mさんからお金貰わなくちゃ」

「あっ、そうだね、でももう時効だね」

笑いながら電話は終わった。

続く

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