- 名前
- nomiya8
- 性別
- ♂
- 年齢
- 80歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 気持も若い積りだし、身体もそうだと思ってましたが先日忘年会でボーリングをした時、運動...
JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。
少子化問題
2007年06月20日 11:09
種の保存等と大袈裟な事を言う積もりは毛頭ないが、お隣の中国は別として、今世界的に少子化問題が叫ばれている。子供を生み、育てるという事は無論その世代世代で異なるが、楽ではない事は重々認識はしている事だ。その問題点を大別すると
1.子供にかかる出費の増加
2,教育
となるが上記2項目は個々の問題ではなく、互いに関わりあるところも多い。
先ず1項から考えると、現在国会でも論議されているし、時折テレビ等でも討論されている様だが。抜本的な事は何も討議されていない。ある限定された財政の中で種種予算を増減しているだけだ。それすら余り低減し過ぎると、先にあった公共事業の削減であちこちに皺寄せを招き、既存経済の仕組み全体にまで歪が生じてくる。この経済構造に関しては非常に複雑で根深い諸問題を抱えているのでなかなか一言で言及できず、別の機会があれば話してみる事としたい。先の構造改革の一つとして民営化が提唱されてきたが、何を民営化にし何を国営化しなければならないかの定義が不明瞭の様に思える。競争心理の元で互いに競わせより効率の良いサービスを求める事は理解できるが、所詮ボランティアではなく営利目的である以上、効率の前に利益が優先されるのは当然である。だから保育所なり幼稚園においてもそこに携わる人達の人件費、諸経費それに当然のことながら利益を子供達を預かる事で生み出さねばならない。
また人員を削減すれば一人一人の子供に対してのケアーが薄れ、全てに目が行き届かず事故に結びつく心配も生ずる。さすれば当然園児一人当たりの経費は上がり、しいては親の経済負担が増すのは当たり前だ。本当に国として少子化に取り組むのであけば、子供一人当たりいくら出すではなく、子供がある程度成長し親から手離れする年齢までは国営組織において面倒を見る必要があるのではないか。
そして育てば育ったで次に教育問題が追いかけてくる。最近高学歴化は多少和らいで来たとは言え、まだまだ根強く根底に残っている。最近は少子化で大学の方も生徒獲得に大変になってはきたが、少子化が解消すると同時に進学問題が再燃するのは明白だ。さすれば過去にあった様に良い学校への進学、その為の塾、予備校とそれに関わる費用の問題が出てくる。それらは子供達が順当に進んで生まれてくる問題で、そこへ行くまでに
昔とは異なり、これだけ情報が氾濫している事と同時に、その時点では不必要な情報による誘惑も氾濫している状態で、現にそう言っている私自身もメディアに引き込まれている訳だが。
その中でともすれば大人でさえ、その毒牙に犯されてしまう今の世の中で、いかに子供達を健全に育てられるのだろうか。
ITの発展は確かに便利ではあるが、その反面規制等も困難で何時でも毒牙と化してしまう。
その様な色々と我々を取り巻く諸問題を解って、誰が好き好んで多子へ向かうと言うのだろう。子供嫌いでなくても子供をもうける事への躊躇が懸念されてしまう。
このサイトの中に子供を育てられている女性を拝見する度に、良く頑張っているね、これからも子供達を出来るだけ素直に育てて下さいねとお願いしたい気持ちと応援したい気持ちになってしまうのは私だけではないと思うし、そう信じたい。
このウラログへのコメント
コメントを書く