- 名前
- nomiya8
- 性別
- ♂
- 年齢
- 80歳
- 住所
- 埼玉
- 自己紹介
- 気持も若い積りだし、身体もそうだと思ってましたが先日忘年会でボーリングをした時、運動...
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ドキッとした言葉
2007年05月14日 10:17
またしても戒厳令下の韓国での事ですが。当初私一人で今度は初めて2ヶ月の滞在予定でした。ところが生産量の増加と品質の問題で、急遽応援として部下の一人が来ました。彼は私同様、酒もあっちも好きで、仕事帰りにメーカーの近くの食堂で焼酎を飲みながらプルゴギを食べて、遅くホテルに帰ってくる事が殆どだった。その日も夜の11時頃ホテルに着いて、コーヒーショップでコーヒーを飲んでからおのおの部屋に戻った。
その頃の時間帯ではロビーの椅子に10人近い女性が座っている。いわゆる彼女らは売春であるが、我々は声を掛けられた事は無かったし、余り興味も無かった。彼は5階でエレベーターを降り、私はそのまま9階まで行く。シャワーを浴びベッドに入って間もなく電話が鳴った。彼からだった「Mさん、参っちゃったよ・・・」と言いながらゲラゲラト笑っている。「如何したの」「いゃ、それがさ、誰かドアーをノックするから、今頃誰だと思ってドアーを開けたら」と言って又ゲラゲラト笑いながら「女が二人来てさ泊めてくれって言ってるんだよ」「どうして」「下で客が出来なかったらしいよ、でMさん悪いけど一人そっちへ行かせるからお願いしますよ」「何だよ、本当に」と私も言いながら笑ってしまった。「Mさん、悪いけど二人の内良い方を貰いますから、もう一人の方をお願いします」「ああ、良いよ」「じゃ、これからそっちへ行かせます」「解った」
暫くすると私の部屋のドアーがノックされ、開けるとそこに白っぽい服を着た小柄だけど、一寸肉付きの良い女の子が立っていた。「済みません。お願いします」と言い、ピョコンと頭を下げた。「もし良かったらシャワーでも浴びたら」「はい、済みません」と言って彼女はそのままバスルームに入っていった。私は椅子に腰掛けタバコに火をつけた。これから如何するか、一緒にベッドに入れば必然的に交じ会う事になってしまうだろうし、ベッドは一つしかない。タバコを吸い終わり少しすると彼女はバスタオルを巻いた格好で出てきた。「ここに寝て、俺はこっちで寝るから」と言ってベッドのシーツを撒くった。「一緒に寝て下さい」彼女は悪いと思ってそう言った。「いいから俺はこの椅子で大丈夫だから」彼女は済まなそうに又ピョコンとしてベッドの片隅で私とは反対向きに寝た。彼女は寝入ったか解らなかった。私は寝ようと目は閉じていたが、何か悶々としてなかなか寝付けなかった。1時間程過ぎたろうか、このままでは到底眠れそうになく、暫く迷っていたがベッドの彼女とは反対側に彼女に触れない様にそっと入った。しかし直ぐには寝付け負かったが、その内うとうとしはじめていた。私は昔から寝像は悪く、今でも時々体を回転させてしまう。そして私の手が彼女の体に触れ、はっと思い又彼女に背を向けるようにして目を閉じた。そして又彼女の体に触れてしまう。何度目だったか、もう我慢できず彼女の方に体を向けて、そっと彼女の後ろ側から手を回し軽く抱いた。彼女はこうなる事を想定していたかのように黙ってじっとしていた。
翌朝何時もの時間に下に降り、レストランで朝食を取った。彼も一緒で、早速昨夜の話になった。そしてその話はタクシーの中でもメーカーに着くまで続いた。
その当時私はとある事から別の女性と付き合っていて、昨日の彼女の事は本当の偶然事として余り気にしてはいなかった。
それから2,3日後だったか、彼女から電話があり、これから行っても良いかとの事で、その日は別の女性も来ない日だったのでOKした。その様な感じでその後彼女は3,4日おき位に私と一緒だった。ある土曜日に泊まっていき、翌日映画を見たいと言うので一緒に見に行った。終わって手を繋ぎ明洞の町を歩いている時に急に彼女が「私Mさんの二号になりたい」と言った。彼女は未だ23,4歳位で、しかも日本語ではっきりとそう言ったのである。私はびっくりしたが、それと同時に彼女は本当にその意味を知っているのかと、改めて彼女の顔を見入ってしまった。「良いですか?」「うん、・・・それは無理だよ」「駄目?」「うん、僕には出来ないよ」
その後も私が帰国するまで定期的に彼女は来てた。
[NOTE]その当時の韓国での戒厳令では、夜中の12時以降の外出が禁止されており、違反した場合拘置所に入れられ、誰かしっかりした身元引受人が迎えに行かないと釈放されない。現に私と現地の友人がディスコ帰りで、ホテルの傍で12時を過ぎ、二人とも交番に連れて行かれたが、私は日本人である事が証明され釈放。但し彼だけが留置所に泊められ、翌日会社の上司が彼を引き取りに来た。だからホテルで客待ちしていた彼女らが最終的に相手が出来ないと、ホテルからは出られないし、ロビー等で夜明かしもホテル側から禁止されている。従って彼女らは片っ端から客室を訪ね、その夜の寝処に預かれる事になる。一般には手馴れた女性はその辺の見極めも良く、12時までには家に帰れる様に決断するが、未だ慣れない女性はその辺が解らず決め遅れてしまって我々に都合の良い話になってしまう。
このウラログへのコメント
あやです
ご訪問ありがとうございました。
へぇ~、こういう世界もあるんですね♪
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