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今何処(いずこ)-PE編-3/3

2007年05月10日 19:51

そこで再び彼女を抱きすくめ、耳元で「有難う・・・、一緒にお風呂に入ろう」、彼女は頷き二人は居間に戻った。とは言っても彼女も私の目の前で服を脱ぐのに躊躇いもあった様で、私自身も服を脱げなかった。「Mさん、先に入って」それしかないと思い「うん、じゃ先に入るから直ぐ来てね」と言い残し、ズボンとYシャツのままバスルームに入った。全部脱ぎ終えバスタブに入りシャワーを出してから、少し大きい声で「もう入ってきて良いよ」。彼女が入って来て脱ぎ始めたのがカーテンを通して感じていた。シャワーを止めカーテンを開けて彼女と目を合わせたが、二人とも目線を下に移せなかった。彼女をバスタブに向かい入れ、再びシャワーを弱く開き、そっと彼女にかけた。シャワーを止めノズルをハンガーに掛け、石鹸を手にとって後ろ向きになっている彼女の肩を撫でた。すると彼女は急に私の方に向き直り「私がします」と言って私の手の中の石鹸をくれと手を差し出した。「うんん、いいから向こうを向いてて」と言い彼女首筋、肩そして背中と撫ぜていた。平静を保っていたが、その頃から私のモノが意識しだした。腕から脇の下、そして脇の下から彼女の前の隆起した部分、腰から腿とその間。「今度は私がしますから、それ下さい」と彼女が私の方を向くと同時に私は体和反転し彼女に背を向けた。悲しいかな、男は抑制を無視して体の一部で本性を表現してしまう。
体を流し終え、それぞれバスタオルで拭いてから、私はそれを腰に巻き付け、彼女はそれを胸で巻き、そのまま抱え彼女をベッドに運んだ。
翌日の帰国便は昼頃で時間にゆとりはあった。9時頃下のレストランで朝食を取り彼女と別れ空港へ向かった。
暫くは私がそのメーカーの担当となり、1,2ヶ月毎に韓国への出張があり、ホテルに着いて部屋に入ると直ぐに彼女に電話をする事になっていた。二度目からは到着した時も、次の日もメーカーの誘いを断り彼女と夕食をする事が常だった。
そのメーカーに対する私の出番も一段落し、暫く行く予定が無くなった。最後に会ってから3,4ヶ月した頃、事務所に居た私に電話があった。「もしもしMですが」「Mさんですか、私
PEです」私は飛び上がる程驚いた。まさかと思ったが名前を聞かなくても直ぐに解る懐かしい声だった。

3回で終える予定でしたが、次から次へと思い出され、書ききれず次回を完とします。

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