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連載企画 ”コンムス”(第2話)帰国子女編
2020年02月20日 23:59
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『こんな娘がほしかった!』 (略して "コンムス" )
コンサートマスター(コンマス)、コンサートミストレス(コンミス)にちなんで名付け。
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第2話
『こんなかたちで再会するとは』(常時接続ネット時代)
この女性とは当初から不思議な「縁」がありました。一回りくらい年下になるんでしょうか。私が会社員で落ち着き始めた頃に、International High Schoolに通っていました。たしか ASIJ だったと記憶。私は当時アメリカの CompuServeというネットサービス経由でシカゴの大学生とメールやりとりをしていた頃、通信方法は2400ボーのモデムを電話回線で接続先に繋げて通信をする方式でした(現在の常時接続などは夢のまた夢の時代、海外のパケット接続サービスの利用料はたしか 80円/1分+電話代、とにかく繋げて送ってスグに切る! 時代でした。)
国内で繋げられるところはないかな、と探していたら ASIJ (American School in Japan) で BBS(電子掲示板)をやっていることを知り、すかさずアクセス。BBS(掲示板)への書き込みを観て、自分でも書き込みし始めました。ところがさすがにモデムでアクセスする人はまだまばら、掲示板を観ても数人しか書き込みがない。そんなことにもめげず、すかさず書き込みをしているワタクシでした。相手はほぼ高校生(基本アメリカ人)Howard, Bob など数人とのやりとり。そんななか Sachikoと名乗る女のコ(紅一点)が居ました。いつしか個人的にもメールし始めたのです。基本明るい高校生(両親は日本人だけど海外生活が長かったのでアメリカンスクールに在籍とのこと)ですが、ちょっと家庭の事情もいろいろあり(両親の不和や別居・離婚の危機など)ストレスもあったみたい、たまにメールでそんなこともぶつけてきました。
この彼女、こんな知り合い方でしたが実をいうともうひとつ深いつながりがありました。私の所属する会社の部署の「古い先輩」の娘さんだったのです。「古い先輩」と書いた理由は、私が入る以前とうに会社を辞め独立して会社を立ち上げていたのです。会社の飲み会などでは常に昔話に出てくる人物で、とても有能な人だったみたい。「原さん」という名前はすっかり記憶に刻まれていました。あったことのない「大先輩」だったのです。BBSで知り合った Sachiko が大先輩の娘さんだとわかるのはだいぶん後のこと。
SachikoちゃんはASIJ卒業後、上智大学へ進んでいました。いちどだけ恵比寿の外人さんがやっていたCorn Popperという喫茶店で会ったことがありました。BBS や メールでは雄弁な彼女も面と向かうとわりとシャイな女のコ。ただし喋らせると完璧ネイティブの英語なのでとてもステキでした。大学卒業後米系の世界最大の保険会社に就職されていました(会社のメールアドレスで一度もらった記憶が)。
ところがそんな彼女を数年後(数十年後?)ネットで観ることになるとは....。
--(つづく)--
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