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出会い系の女185

2013年10月16日 23:06

長崎港についた。

乗船まで30分はある。女はチケットは予約してあるらしい、

今、とってくるね、

すたすた、乗船の改札口のハウスに向かった。

手際がイイ。

缶コーヒー自販機で買って、車に戻った。

はい、

ありがとうございます。

海をみながら、二人でのんだ。

さ、イキマショ、

15分前である。


乗船したら、ざっと、15人ほどいる、モットかも20人近くかな。

案内で25分で伊王島に着くらしい。そこで30分の上陸だ。

船は桟橋から離れてが長崎港を静かに滑った。

ドライブ日和と同時にクルージング日和でもある。

左右に長崎の山々が動いている。
なるほど、コレは自然の入り江だ。
波はない。

船に乗ると、女はたいがい、興奮気味にナル。
なんでだか、わからない。
やっぱ、船はピーターパンネバーランドに行くかもしれない、
冒険とゆー想像が女を興奮させるのだろー。

ソーなると、も、ヌレヌレなハズだ。
試しに男はスカートの中に手を入れてみた、

きゃっあ、

海をみると女はほとんど、興奮する。
血を見ると男はほとんど、興奮する。

デートに海のみえるところが定番なのはよくわかる。

女が興奮すると、ハシャグ女と黙る女に別れる。
廃墟の女はもちろん、黙るホーだ。

2万円の女もカラオケの女も、ハシャグ女だ、セフレの女と純情淫乱の女は黙る口だ。
トラウマの女はハシャグ女でもあり黙る女でもある。状況によって変わる。
もりさんはも完全にハシャグ女だ。

興奮すると黙る女はなにか、不気味だが、おまんこのときは、
それはそれは、スゴイモノがある。

廃墟の女は、今黙っている。



もし、軍艦島おまんこでもしたら、も、それはそれは、大変が慮られる。

男はそこまでケーサンした。


船足は速い、あっとゆーまに伊王島に着いた。

みんな、上陸すると、公園について海をみた。

うっ、青い、

空の青さと海の青さが、群青に一体となった。

なるほど~、コレがホントの群青か。

船で黙っていた女を手をつないで桟橋を渡って、坂を上がって公園で一緒に海をみた。

きれー、きれ~、

女は、やっと、ハジメテ声を出した。

よかった、このまま軍艦島まで黙っていたら、何ごとが起こるかわかったモンじゃない。
それだけ女は興奮していることにナル。

ここで声を出しておけば、興奮の圧力は少し低くなるだろー、
やっぱ、安全弁はヒツヨーだ。
興奮のあまり、軍艦島の頂上から、海に飛び込みかねない。


ね、

女は言った、

あの、向こうに見える点みたいの、

あれ、軍艦島じゃない?

小さい点があるかドーか、わからない、
女には小さなモノでもみるかもしれない。
興奮が強引にみえないモノまでみえるヨーに仕向けてるかも。

もう一度、スカートの中に手を入れた、


きゃっあ、

男とは女にさわりたがる、女にさわっていると、安心する。
女のニオイがあるとこ、男はまとわりつく。
女にとってウザイ
しかし、ウザイけど男がいると、落ち着く。

女と男はソユーフーニできている。
しかし、
スキでない男にはちっとも、興奮しない。

男はどんな女にでもコーフンするが、女は好きでない男は、
たんなる置物である。
そこら辺をうろついているイヌネコ、にすぎない。

コレはてきめんである。

女は海に興奮し、男にコーフンしている。

海をみて、コトバが続かないことでも見て取れる。

みなさあ~ん、乗船してくださあ~い、

スピーカーで案内がなった。


さ、イキマショ、

女はすたすた、坂を下りて船に乗った。
ケツはプリプリである、
40女のケツも、まだまだ、捨てたモンじゃない。
後ろからついて、両手でグリグリ、つかみたくなった。

コレはどんな男でも女のケツをみるとソーオモーのである。
しかし、オモーだけである。
証拠がないから、完全犯罪である。


船がだんだん、軍艦島に近づいていくと、カタチが現れた。

た、たやまさん、

あれ、あれ、

はい、

あれよ~

女は、も、コーフンしている。

コーフンすると女は握りたくなる、

男の手を握った。も、汗ばんでる、

とゆーコトは、まんこも汗ばんでるはずだ。

そんなことは女は意識してない、目の前の島だけに視点が入っている。

船は近寄って、近づくと、

軍艦島の英姿がセリ立っている。

廃墟のヨーなママンションが、大きく大きく目の前に覆い被さって、窓窓がはっきりみえた。

端島について、船内アナウンスがなった、


乗客の皆さん、コレより端島上陸します、ガイドが案内に立ちますから、
指示があるまで、勝手な行動は慎んで頂きます。
端島三菱炭鉱より委任を受けて、観光ガイドとして長崎市が管理しています。
石ころ1つ、三菱炭鉱のモノですから勝手に持ち出さないよう、ご協力のほどをお願いいたします。

上陸観光の時間は2時間ですから、くれぐれも、時間厳守の上、ここに参集、お願いいたします。

ガイドの案内人が、島の一角に乗船客を誘導した。


きゃっあ、きゃっあ、も、ドキドキ、よ。

女はモー興奮のるつぼと化した、
スカートの中に手を入れてもわからないだろー
男は、入れてみたくなった、しかし、上陸しようと人が周りに集まりだした。

ガイドの案内にしたがって、乗船客はみんな、ついて行った。

ここはムカシ、50年前まで、良質の石炭が山のヨーに出まして、この古い建物に、全部で
5000人近くのヒトがが住んでいました。
炭鉱で働く従業員、その家族、学校病院、ゼ~ンブ、この建物の中にありました。
人口密度世界一で、東京の10倍はありました。

そんなことをガイドは、スピーカーでがなり立てていた。

男は、女の手を取って、乗船客の集団にわからないヨーに、廃墟マンションに潜り込んだ。
ガイドの案内を聞いていたのでは、大事な大事ナ時間がとられてしまう。
そんなモノにかまっているとこでない。

女は、も、膝が、ガクガク、震えている。

た、たやまさあ~ん、どこに?

はい、

わからないですけど、みんなといっしょでは、おもしろくないでしょ、

それも、ソーね、

男は女の手を引いて、廃墟マンションに入っていった。

建物が古い、とゆーより、黒い。

階段を一歩、一歩上っていった、
そこら中に生活品が散らばっている。
まさに団地である、廃墟団地である。

ある一室では、子どもの赤い長靴が1つは倒れてあと1つはきちんと立ってあった。
窓は風が自由に通り抜けて遊んでいた。
女と男は、一瞬50年前の、昭和、あの3丁目の夕日の昭和に、入ってしまった。
まさに、ここはタイムマシンだ。
しかし、汚い、
汚さが女と男リアルの引き戻した。

たやまさん、廃墟って、汚いわね。

幻滅、

はい、

しかし、窓からみる海は群青だ。

むこーに見える海は地平線で空と融合している、
しかし、目の前の畳は朽ち果てめくれ上がっている。

ケイコさん、上がりましょ、

男は女の手を引いて次々に階段を上がっていく。
階段を上がるたびに、部屋の一室がイヤでも眼に入って、
往事の生活を垣間見せる。
そこには朽ちたタンスがあった。
なんでもっていかなかったのだろー、
ガラスが足下に散乱していた、
一口に廃墟マンションは、黒い。

しかし、周りはぜ~んぶ、群青だ。

キレーがキタナイを包んでいた。

このコントラストが、ヨケー女をコーフンさせる。

た、たやまさあ~ん、も、わたし、だめ~

なにがダメなのかわからなかったが、女のコーフンは頂点に達してるらしい。

と-トー、といってイイか、やっと、といってイイか、

屋上に着いた。

トートー、女は、キレた。

長崎港について、海をみてから女は押し黙っていた。
伊王島で少し、安全弁を開けた。
それはほんの少しで、興奮の圧力は、軍艦島にハイッテから一挙に、
圧縮した。

で、頂上である。
周りは、ゼ~ンブ、群青である。
コレに興奮しない女は、女でない。

観光案内のガイドが、まだ地上で、スピーカーでなにやらやがなり立てて説明している。

昭和39年石炭から石油に変えられて、この炭鉱廃校になりまして、今日にいたります。
国策によって、石炭の時代は終わり、この端島石炭採掘も終わったのであります。


た、たやまさあ~ん、

わ、わたしい~、

はい、

廃墟マンションの真っ黒な屋上は誰もいない、

男は、思った、

今だ、


真っ青な群青だけが、女と男

ミタ。

強めの風が、スカートをまくし上げて準備した。

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