井口さん×バカ女×崩壊

ホテルに入って・・・

ソファーに座り込むわたし

隣に主人　　

向かいに井口さんと彼氏

もう井口さん　上半身裸にされてる

携帯がなって主人が席を外す


喉が渇いたからコーラを飲む

さっき販売機で買っておいたし

これ以上何か飲まされたらたまんないし・・・


「やがみさん　一緒にしましょうよ」

「いやだよ・・・それに主人に断らなきゃ」

「大丈夫ですよ　御主人もいいって言いますよ」

えっと　なんか彼氏　コップに何か入れてるよ

主人が戻ってくる

「御主人　喉渇いたでしょ　どうぞ」

それ・・・なんか入ってる

「ちょっ、んぐっ」

井口さんがキスでわたしの口をふさぐ

なんだよ　この女　バカじゃない・・・？

この瞬間わたしの中で　目の前の井口さんは

わたしの知ってる井口さんじゃない

完全にそう認識した

これは　やだのバカ女だ・・・


主人が出された飲み物を飲み干す

彼氏がニヤニヤしてる

「これで御主人も仲間だよ」

耳元で井口さんかささやく

うん　きれた・・・

(ふざけんな　このバカ女　てめえらの仲間だ？

何を考えてるんだよ　あんたらは)


そう口に出すはずだった

主人が止めなければ・・・


「そのバカ男　とりあえず半殺しにしていいよ」

「えっ・・・？」

「とりあえず　これ使い切っておいで」

手に渡されたのはコンドーム1箱

12発抜いてこいってこと・・・？

「でも　なんでこれ？」

「ん？」

「一応　安全日だけど・・・」

「あんなバカ男のご丁寧に受ける必要ないでしょ」

「まあ　そうだね」

「なんだったら全部手で搾ってもいいよ」

いや　手だけで12発は無理だと思うよ

「あなたは・・・？」

「とりあえず　うちも半殺しにしてくる」

うちって・・・

自分をこの呼び方するときの主人って

きれかけてるってことで・・・

少し　やばい・・・？

とりあえず　バカ彼氏の方を

そう思って立ち上がる・・・

あれ　足元がふらつく

やばい・・・　コーラに何か入れられた？


「大丈夫かい？」

バカ彼氏に支えられる

あんたの仕業だろ・・・

「仕方ないな　介抱してやるからよ」

「あの　井口さんは・・・？」

「彩子は　旦那が相手したいみたいだからよ

こっちはこっちで楽しもうぜ」

裸にされて体中を舐めまわされる

薬のせいか感じやすい

泡のバイトのときの出禁くらったお客さんの時と同じだ・・・

学習はしてるから・・・

何回かいかされる・・・

でも大丈夫・・・

そろそろ・・・

「そろそろ入れて欲しくなったんじゃないか」

「うん　お願い　ゴムだけはつけて・・・」

「おう　俺もオヤジにはなりたくないからな」

あ、なんか　ムカっときた・・・

やっぱり　この彼氏　バカでお子様だ

反撃開始だね


・・・

さすがに・・・

これは・・・

謝りたい気分かも・・・

手でって言われたから　手で抜いて抜いて10個

真っ赤にずりむけちゃったって言うのかな

なんか血がにじんでるような・・・

最後はお口でしてあげよう・・・

口に含む・・・

「ぎゃあっ　いてーよ　しみる」

ごめんね・・・でも　君が悪い

お尻の穴に指を入れてクイクイと

ぴゅっと飛び出る・・・

これで許してあげよう・・・

ただ　なんか気持ち悪い・・・

吐きそうだよ・・・

これも薬のせいかな・・・？

げっ　この子　おしっこ漏らしちゃってる

・・・限界　吐く・・・

トイレに駆け込んで吐く・・・



やだよ　こんなの・・・

薬なんて大嫌いっ・・・

そういえば・・・

バカ女と主人は・・・


・・・


なに・・・


これは・・・


「おや　終わったかい？」

「あ、うん　これは・・・？」

「あ、これ　井口さんだった肉塊」

「にくかい・・・って」

確かに　そういう言い方が合ってるけど・・・

これって　迫水さんが壊されたのより悲惨じゃない？

なんか　考えられるだけの体液を流しだしたっていうか

汗、涙、鼻水、涎、おしっこ、うんこ・・・

「あの、井口さん・・・？」

「あう、あう、あひ、あは、あは」

「大丈夫・・・？」

肩に触れる

「ぎゃあああ、あううう、あぐ　あふうん」

触れた瞬間　のたうちまくって失禁・・・


主人を見る

なに　この人　わたしの知らない本気って

まだ隠し持ってたわけ・・・？

「あ、なにか勘違いしてるみたいだけど」

「えっ、うん？」

「わたしがすごいわけじゃないよ」

「でも　これ」

「薬で煮詰まってた分　上乗せされただけだから」

ああ、そういうことか

そうだね　わたしもすごい感じやすくなってたし

でも　ここまでする前に　罪悪感とか感じないのかな？

ほんと　この人　こういうのには容赦しないし・・・


「とりあえず　薬の依存症は抜かないとね」

「そうだけど　どうやって？」

「知り合いに頼むことにした」

「あ、松川さんって人？」

「うん」

「その人ってお医者様？」

「いや　どっちかというと逆かな」

「逆って？」

「あだ名が　ドラックマスター松川だし」

「なんか　これ以上　聞きたくない気がする」

「うむ　聞かないほうがいいし　出来れば

松谷以上に関わりたくないやつだったけどね」


なんでも　松川さんには貸しが山ほどあるらしく

その貸しってのが　若い頃

媚薬とかそういうのの実験材料にされたとか

しかも　だまし討ちみたいな方法で・・・


「まあ　おかげで　この手の薬には免疫出来てね」

そうか　薬盛られてもこの人が平然としてたのって

薬が効かない人だったからなんだ

「ある種のやつ限定ね　眠剤とかだったら効くよ」

うーん　とことん　おかしな体質の人だ

それにしても・・・

この壊れきった井口さん・・・

　　　　　　　　　　　　　　・・・どうするんだよ？