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sosishu

2011年08月09日 10:38

早紀の夢



(・・・だめ、そんなところ触っちゃだめ)


夢の中の早紀は必死で抵抗を試みる。
しかし押えられた頭はどうにも動かない。
両手をヒップに回してみるが、肝心な場所には届かなかった。


(あっ・・・)


太い指がショーツの縁から侵入を開始した。
ざらついた指先が早紀の花びらに触れる。


(いやだ濡れて・・・きっとショーツにも染みができてる)


その感触で自分が濡らしてしまっていることがわかる。
こんなに濡れていればとっくにショーツに染みができていることだろう。
それを知られることが早紀には恐ろしかった。


(見ないで・・・見ないで・・・)


心の中で念じていた。
向かいのベッドに寝ている有紀の口が何か言っていた。


「・・・」


(なに?有紀なんて言ったの?)


「さき・・・感じてる?」


(ち、違う!わたし濡れてない!そんなんじゃない!)


濡れてるの?」


(いや見ないで!有紀見ちゃだめ!)


有紀の手が自分のスカートをめくり始め、裾からしのびこんでいる。


(何してるの?有紀何をして・・・)



「あっ」


太い指が早紀の花びらを割って入ってきた。


(いや・・・わたしバージンなのに)



「んん、んぐ」


きつく力をこめて指の侵入を妨げようとするのだが、大量にあふれた潤滑油は男の指を受け入れてしまう。
クチュクチュという音が部屋中に響いていた。


(聞かれちゃう・・・有紀に聞かれちゃう。わたしが濡れていることがわかっちゃう・・・)


「早紀、濡れてる・・・」


小さな声で有紀が呟いていた。


「いや!有紀聞かないで・・・」


「いいの早紀いいの。ほら私も・・・」


そう言うと有紀スカートをめくり上げ、早紀に向かって両脚を開いて見せた。
花柄の小さなショーツ有紀の流す液でぐっしょりと沁みている。


有紀・・・」


それを見た早紀は、さらに下腹部が熱くなることを感じていた。



・・・



「早紀、さき! 大丈夫?」


「・・・」


「ほら風邪を引いちゃうよ。ちゃんと着替えて寝ないと」


揺り起こされた早紀は、目の前にいる有紀に抱きついていた。


「どうしたの早紀・・・」


どうやら自分の胸に顔を埋めた早紀は泣いているようだった。
小刻みに震える肩がそう言っている。
有紀が早紀のとなりに腰を下ろす。


「泣いてるの?何かあったの?」


肩を抱きながら言った。


「夢・・・」


「夢?」


「うん・・・」


「どんな?」


「・・・」


どんなと問われて、どう答えていいのか早紀にはわからない。
わたし何が一番恐かったの?
早紀は自問してみる。
頭を押さえつけられて背後から挿入されること?
それを見ている有紀が助けてくれなかったこと?
有紀が自分の股間に手を伸ばしていたこと?
早紀にはわからなかった。
だから夢の内容をどう伝えていいのかわからなかった。
有紀が背中をさすってくれている。
温かな手だった。
早紀は母親の手を思い出す。
小さいころ気の弱かった早紀が学校で虐められて帰ったとき、母親がよくそうしてくれた。


大丈夫よ・・・大丈夫


そう言って、早紀が落ち着くまでいつまでも背中をさすってくれていた。


「母さん・・・」


小さな声で呼んでいた。


・・・


(・・・有紀?)


有紀の手が背中から下に移動しヒップを丸く撫で始めていた。
そしてスカートをめくり始める。


有紀・・・?」


顔を持ち上げて有紀の表情を確かめる。


「・・・」


有紀は無言のまま早紀の後頭部に手をおいて、グイッと自分の太腿に押さえつけた。


有紀、止めて」


早紀は両手に力をこめて起き上がろうとした。

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