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keiji

2011年08月04日 13:59

律子の右脚は会議用テーブルの上にあり、愛用のナースシューズは床に転がっていた。
左脚はシューズを履いたまま床にあって、スカートは大きく太腿までめくれあがっていた。
パンティーストッキングの嫌いな律子は太腿までのベージュストッキングを穿いていて、薄いブルーのショーツ丸見えになっていた。
もうすっかり湿っているショーツからは薄っすらとだが花園をすかして見せている。
縦に割れた線に沿って早紀の細い指が前後にゆっくりと往復していた。
その指先は律子のあふれ出すものを感じ、早紀は楽しそうに笑顔を見せている。
椅子にもたれた律子はそんな早紀の様子を見つめながら快感に溺れ始めていた。


「早紀さん・・・よして」


言葉では早紀をなじるのだが、身体は抵抗を示さない。
早紀は律子の声を聞きながらショーツに顔を近づけて大きく息を吸ってみせる。


「いや・・・匂いがするでしょ?」


几帳面律子は常に身体を綺麗にしているのだが、1年ぶりの快感にあふれ出す液体の濃さを気にしていた。
早紀は無言で首を横に振ってみせた。
そのとき鼻先で尖った突起を擦るようにする。


「あっ・・ああ」


見下ろす律子の首が後ろへ折れ曲がっていた。
律子の視界には夕陽に染まった赤い天井が写る。
同時に熱い塊りがゴポッとあふれ出し、ショーツの染みがいっきに大きさを増した。


「先生、凄く濡れてる


言わないで・・・
正直すぎる16歳の少女が恨めしい。


「早紀さん、もう本当にやめて」


心にない言葉が口から出てしまう。


「はい。じゃあ止めます」


早紀は顔を遠ざけるが、指先はそこから離すことをしなかった。


「・・・」


「もっとしていたいけど・・・先生が嫌ならわたし止めます。」


名残惜しそうに割れ目を指で擦りながら、早紀が立ち上がった。


「早紀さん・・・」


律子は早紀の細い手首をつかみ、自分のそこへ押し付けたい衝動を堪えてテーブルの上から右脚を下ろしていた。


「先生・・・」


「早紀さん、この写真貴女でしょ?」


律子快感を止められたことへの恨みと、まだ手元に置いておきたい希望をこめて胸ポケットにしまってあった写真を取り出して早紀の目の前に写真を示した。


「・・・はい」


しばらく黙って見つめたあと、早紀は素直にそれを認めた。


「これ・・・誰が撮ったの?」


「言いたくありません」


「そう・・・でもさっき貴女助けてって言ったでしょ?」


「・・・でも」


大丈夫、先生が守ってあげるから、正直に言ってごらんなさい」


「先生が私を抱いてくれたら正直に言います」


「・・・」


律子は答えを返すことができなかった。


・・・


「さあ、誰なのか言ってごらんなさい」


正面のソファーに座る早紀に紅茶を勧めながら律子が言った。
早紀はよく整理された律子の部屋を観察するように見回していた。


「まだ、抱いてくれないじゃないですか・・・」


「早紀さん、本気なの?」


「もちろんです」


早紀は律子の瞳をぐっと睨むようにしている。


「どうして先生なの?しかも女性同士で・・・」


「先生だって、さっき感じていたでしょ?」


「そんなこと・・・」


「先生、恋人いないでしょ」


「えっどうして?」


「わかりますよ。さっきのだって久しぶりなんじゃないですか?」


「・・・」


正直、生徒指導室で触れられてから律子の下腹部はずっと疼いていた。
ジワジワと滲む体液はショーツを乾かすことがない。
本心では今すぐにでも触って欲しいと願っていたのだ。
しかし自分の方から口に出すこともできないし、ましてや教え子を襲うこともできはしない。
(意地悪な子・・・)
早紀の視線を受け止めながらそう思った。


「先生」


早紀がソファーから立ち上がり律子の目の前に手を伸ばしてきた。
その白く小さな手を握り締めたい思いを堪えた律子の身体は固まってしまう。


「助けなさい」


その時、再びあの声が聞こえてきた。


(そう・・・困っているのはこの子の方。私が助けてあげなくちゃ・・・)


律子はその声に押されるように立ち上がり、小さな手を握っていた。


・・・


シングルベッドの白いシーツに律子は寝かされていた。
豊かな身体には薄いブルーのショーツだけが残されている。
律子は両腕を胸の前にあわせ、まだ小さな乳・首を隠していた。
2本の脚の間には正座をした早紀がいる。
細い両腕は律子ショーツへ伸びていた。


「さあ、先生脱ぎましょ?」


「・・・」


「私だって全部脱いでいるのよ」


律子は腰を持ち上げた。

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