仲良く不倫78／最終章

長野の別荘から帰った次の日、ファミレスでお昼を５人で食べながら喋っている。

「へー、何かぞくぞくする。１２月は私もして貰いたいなー」
「私は絶対に遣って貰うわ」
「良子さんも遣って貰いなさいよ、気が狂う程いいから」

「でも、私は後ろの経験も無いんです」
「したいと思わない？」
「されてみたい」
「だったら、そっちが先ね」
「少し痛いのは最初だけで、直ぐに良くなるわ」
「そうなの、前の時と一緒です」
「前よりアナル好きの幸代が言うんだから間違いなし」
「もう、意地悪ね。歩美だって好きなくせに」
「そうよ、私も好きだけど、私は前の方がいい」


「来週、遥子と栄治さんとゴルフと温泉なんでしょう？」
「ええ、彼が勝手に決めてしまって」
「行きたくないの？私が代わってもいいのよ」
「駄目、行きたいから」
「遥子、旦那に頼んで上げて」
「オーケー、あいつＳだから喜ぶ」

「前は旦那に抱かれて、後ろを他の男に貫かれる。考えただけで濡れて来る」
「本当」
「あれ、男も凄く良いんだって。中の皮一枚でお互いのペニスが擦れ合う」
「然も一番感じる亀頭の裏側が」
「恵梨も私も初めての経験でしょう。恵梨を横で見ていても想像出来ないのよ。２本目が入って来た時は本当に壊れると思った。でも５秒後には天国よ」
「私もそうだった。一日も早く体験した方がいいわ」

「恵梨、利幸から聞いたけど、来月温泉に行くからその時に出来るね」
「みんなずるいわ。うちだけ予定が無い」
「幸代も来月にでも、良子さん夫婦と４人で行けばいいじゃない」
「そうね。良子さん、哲夫さんと相談して下さる？」
さっそく」


好き放題にみんなが話していた。
混んで居ないからまだしも、周りに聞かれたら大変。
良子も溶け込み、恥ずかしがる事も一人浮く事もなくなった。
良子にとってアナルセックスをしたいなど、今年初めまででは考えられない事だった。

女は一寸したことでガラリと変わる
それは男も同じ
良い方に変われば問題はありませんが、往々にして悪い方に変わってしまう

貴女、スワップやスィングに興味がお有りですか？
この物語に出て来た５人は、例外では決して無いのです
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そして貴女、すぐ近くの仲のいい友達が、されているかも知れません


　　　　　　　　・・・・・・・「仲良く不倫」　　完

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